ブナの原生林、何度歩いても素敵だなぁ・・・。
残雪の上の雪紅葉は、そろそろ終わりかな。
この冬の豪雪も耐え抜いた『トチ婆さん』。
木漏れ日が差し込むブナ林が とても素敵だ・・・。
すっかり広く浅くなった根開けの穴。
「この辺りは、みなさん自由に歩いてみてくださ~い」
というガイドSさんの声に、みなさん それぞれ散策。
その後、周海沼の方へと向かう。
残雪の上に落ちているブナの雄花や芽鱗は、
小さなかたまりをつくって さざ波のように見えた。
ゆっくりな時間が流れている。
・・・と思いながら ゆっくりしすぎて、
みなさんから遅れて『ギャップ』のところに行く。
老木が倒れて ぽっかり空いた空間に、陽の光が降り注ぐ。
たくさん光が当たるようになったところには、
次々に次の植物が顔を出してのびていって・・・。
こんなことが、自然にあちらこちらで起こってるんだな。
ドレスのトレープのような根元。
巨大なタマゴを抱いて守っているような・・・?
な~んて キョロキョロしながら歩いているうちに、
周海沼が見えてきた。
うわ、思ってたよりも雪が解けてた~。
もう少し雪が残ってる時にも 来たかったけど・・・
いつも自分の思い通りにはいかないね。(;^ω^)
周海沼のすぐ近くにある『トチノザウルス』。
「みなさん、登ったりくぐったりしてみていいですよ~」
の声に、何人かが「胎内くぐり」。
私は・・・
くぐった後に登ってみた。( ´艸`)
この日のコースで一番標高の高いところにあった周海沼から、
来た時とは違う道を通って下って行く。
この木も目印になりやすい。
「『夫婦ブナ』っていうんですよ。」
とSさんが教えて下さったブナを眺めて下ると、
沢の水音が大きくなった。
雪の下を、勢いよく水が流れているのだ。
こういう残雪期の景色、いいですなぁ。
元玄海広場まで戻ってきた。
・・・③へ続く・・・