THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'22/07/31~08/01 月山・本道寺コースを下る➃…月山頂上小屋~樹林帯手前

 

7:30 山小屋の方に挨拶し、月山頂上小屋を出た。

外は相変わらず ガス。そして風が強め。
上にウィンドシェルを着て出発。


日差しがジリジリしてるよりは いいかもしれないな・・・。

 

Sさん、皆さん、
2日目も よろしくお願いします!

 

こっちのコースに入ってすぐの辺り、花畑になっている。

 

ハクサンイチゲ、ハクサンシャジン、タカネアオヤギソウ、ヒナウスユキソウ・・・などなど。




その花畑を過ぎてすぐ・・・


コゴメグサも登場。
可愛らしい花で、しばし立ち止まって眺めた。

 


少しずつ空が明るくなってきている気がするぞ。




鳥の鳴き声がする方を見ると・・・いた、いた。
何か昆虫みたいなのを口にくわえているみたい。

 


朝靄の中を歩いていく感じがイイですなぁ。




流れるガスとともに どんどん変わっていく風景に、ワクワク。



 

時々 振り返って、下ってきた道を眺めたりしながら。




ガスが少しずつ少しずつ晴れてきて、
朝日連峰が見えてきた。

 

 

 

さらにガスが晴れ、向こうの山並みも見えてきた。




 


遠くの山々が見えてきたところで、
「あれが雁戸山で、あれが・・・」
と、みなさんで山座同定。そして・・・



蔵王の山並みを向こうに見つつ、下っていく。

 

こんなところでは・・・

 

もちろん、足元の花も。




あの辺にもコバイケイソウが群生してるなぁ・・・とか
ガスが湧き上がってきてるなぁ・・・とか
眺めながら下っていくと、

 

『胎内岩』が見えてきた。

胎内岩に来たのは3回目かな?

今まで来た時は 外から眺めただけだったけど、
今回は 中をくぐってみよう。

子どもの頃、お腹の調子が悪いとか 体調が良くない時とかに、
こういう暗くて狭いところで  身動きがとれなくなる夢を見ることが何度もあったので、
暗い穴の中をくぐっていくのは  あまり得意ではないんだけれど・・・

行ってみよう。

・・・・・・・・ 

思ってたより大丈夫。(;^ω^)

 

さぁ、新しい私に生まれ変わることができたんじゃないかな? \(^o^)/

胎内岩のそばで、ちょっと休憩。

どんどん変化する雲の様子も、この日オモシロかったことの一つ。

葉山の上に 平べったい?雲があったのだけど・・・



その雲に、下からわき上がった雲が吸収されていって、キノコみたいになっていた。

 

朝日連峰が全山見えてきたのは嬉しいなぁ。
その後ろには飯豊連峰も少し。

 

休憩を終えて また歩き出して間もなく
大雪城の雪渓を渡る所に来た。

 

固めで やや滑りやすい  スプーンカット状の雪渓。
「あっちから来るといいよ~」
とSさんの指示が入る。

 


雪渓の下の方を見ると、こんな感じ。
どうして こんな形状になるのか、やっぱり不思議。

 

後ろから、
「楽し~~!」
というMくんの余裕の声が聞こえて来たけれど・・・
私は滑って転ぶのが怖くて おっかなびっくり。(;^ω^) 一歩一歩 慎重に歩いた。

 

この穴は、何? 

 

 

 

 

雪渓から下りたところでは、水が凍っていた。

 

この分岐は、右の道へ。

 

分岐から下の斜面は、ハクサンイチゲの花盛り。
チングルマは 穂になっているものが多かったかな。

 

こっち側にも、ハクサンイチゲが。

 

 

 

斜面に咲く花はキレイだし・・・遠くの景色もキレイだし・・・
しばし撮影会。( ´艸`)

 


ゆったりした雰囲気で下っていく。

 

大きな石が

ゴロゴロあったり・・・

 

 

その石の間を埋めるように花が咲いていたりするところは、



このコースの特徴的な景観のひとつではないだろうか。




 

水音が聞こえる方を見上げると、
上の雪渓の雪解け水が流れてくるところがあった。

こんなふうに、山のあちらこちらで 今 雪解け水が流れているんだなぁ・・・。


この辺りには 道とハッキリわかる道は無く、ロープに沿って下っていく。

 

もう一つ 雪渓を歩く。
雪渓に上がる所が滑りやすいよ~とSさんの声かけあり。

 

さっきの雪渓よりは歩きやすかったかな。



雪渓の左側からは ザーザーと音が響いていて、
雪解け水が流れる小沢が 幾筋も見えた。

アップで見ると、
スゴイ勢いで流れているように感じられた。

 

 

ドキドキしながら雪渓を渡り終え、

 

雪がとけたばかりのところを下っていく。

 

雪渓を下った後は、

 

緑の草原の中、細い道を下っていく。

 

 

 

ピョコン。

途中、それぞれ適当な石を見つけて そのうえで休憩。
花を踏まないように。


「ほら、船形山が見えてるよ」
と Sさんが指さす方を見ると・・・あった、あった。
その手前には、昨年ガンチャンさんから連れて行っていただいた黒伏山から連なる山々も。

 

再び歩き出す。
花を踏まないように、石の上をトントン・・・と。

 

掘れたところや穴の上に草がかぶさってて見えなかったりするので、
「穴ありま~す」
などの伝言が前から来るたびに、足元をよ~く見ながら。

 

ニッコウキスゲコバイケイソウの向こうの朝日連峰
向こうから こちらを眺めているひとたちも たくさんいるに違いない。

 

これは・・・何の花が咲くんだろうか?
小さくてかわいい花が咲きそうだけど。

 

標高1600m近くまで下ってきて、そろそろ樹林帯に近づいてきた。

昨年、この辺りまで様子を見に下ってきて戻ったのだった。
ここから下は、全く初めて。

どんな道なんだろう?
どんな景色が待っているんだろう?

 

                   ・・・⑤へ続く・・・