昼食休憩をして エネルギーを補給したところで、
午後の部?、スタート!
標高が下がるにつれて暑くなってきてるけど、
ここからの下りも楽しんでいきましょ~!
カーブになっている所に水場があるらしい。
ピンクテープや石板も見える。
どれ、どれ?・・・と木が渡されたところから見てみたら・・・
少し奥まったところの岩を水が流れ落ちていた。
『高清水』『五十九丁』
この辺りは、遊歩道のよう。
『五十六丁』・・・
『五十二丁』・・・
これらの丁石が とてもきれいな状態で置かれているということは、
この道を手入れして下さっている方たちがいるということ。
手入れして下さっている方々に感謝しつつ、
足元の小さな虫を見たり・・・
ブナの大木を見上げたり・・・。
わ~(;^ω^) これ、ナメクジの跡だ。
「ナメクジって、細かい歯がたくさんあって、
キノコを舐めているんじゃなくて『かじって』いるんですよ」
と Mくんが教えてくれた。
歯というと、人間みたいな歯をイメージしてしまうので、
ナメクジに歯があると聞いて驚いた。
歯にもいろいろあるんだなぁ・・・。
「アワビなんかも、細かい歯がたくさんあるんです。
食べるとザリッとするところがあるでしょ?
あれ、アワビの歯なんですよ。」
・・・ひえ~っ、そうだったのかぁ・・・。( ゚Д゚)
それにしてもMくん、いろんな生き物のことをよく知ってるなぁ。
詳しいのは、魚類と両生類・・・って言ってたかな?(違ってたらゴメンナサイ)
この泡には、ナントカ虫っていう虫が入っているんだって。
(名前を聞いたけど忘れてしまった。(;^ω^))
青いアジサイ、涼し気でいいなぁ。
と。汗だくになりながら思う。
美しいブナ林を眺めながら下っていくと・・・
『高清水通り 石船』という石板あり。
向こう側に少し下ったところに水場があるようだ。
SさんとMくんが下っていって、戻ってきた。
せっかくなので、私も行ってみよう。
なるほど、石をくりぬいて船みたいな形にしてある。
石船のある上の斜面から 水が流れてきていた。
本道寺コースは、『高清水通り』と石板に書かれているように、
水場の多いコースなんだなぁ。
雪の重みで根元の曲がったブナを眺めながら行くと・・・
こんなブナが。Σ(゚Д゚)
何で こうなった?(;^ω^)
前を歩くGさんが、突然立ち止まって足下を見た。
だ・・・誰のもの?(;^ω^)
Gさん、Mくん、私の3人で あれこれ言ってみたものの、結論は出ず。(;^ω^)
落ち葉の間からチョコンと出ている、このカワイイの、
これが・・・
こうなった?!
このキノコ、日本国に登った時も見た気がするぞ。
ナメクジが かじった跡がある。
迫力の根元、今にも動き出しそう。
まだ黄緑色なのに落ちてしまっているホオノキの実。
この先、尾根の西側を歩く道になると・・・
緩やかな風が西側から吹いてきていて、
西側斜面の林の中は 空気も緑色なんじゃないかと思った。
ブナ林の中の道のそばに『姥像』あり。
優し気な雰囲気の姥様。
この日、この姥像のところで、
地元の本道寺地区の方たち お二人が 作業中だった。
2年前から、掘り起こしてきれいにした丁石や新しい石板を 設置したりして
整備されているとのこと。
「また歩きに来てね~!」
と 私たちに言って下さった本道寺地区の方の笑顔を見て、
本道寺コースは、
「もう歩くことは無いかもしれない道」から「また歩きたい道」になった。
本道寺地区の方たちに挨拶し、再び歩き出した。
次に 前を歩く皆さんが立ち止まっていたのは、
樹間から寒河江ダムが見下ろせるところ。
「ダムを こんな角度で見たのは初めてだから新鮮だなぁ~」
そこから少し下っていくと、
「いましたよ」
とMくんが指さしたものを見てビックリ! ぎゃ~!
これが、Mくんが言ってた交接かぁ。(;^ω^)
生き物には それぞれ子孫を残すための知恵と工夫があるんだなぁ・・・。
幅の広い緩やかな道を下っていくと、
こんなブナが。(;^ω^)
どうして こうなったのか。
そして・・・
また ナメクジの食事の跡あり。(;^ω^)
キノコ、かじられてるね~。
『二十八丁』。
あと、約3km弱だよ。
『二十七丁』
『二十五丁』
ふと見上げた斜面の石の様子に驚いて、立ち止まって眺め・・・
また下っていくと、
展望ポイントらしきところが。
こんなふうに見えた。
『二十三丁』。
この辺りから杉が登場。
まさに「モスグリーン」な倒木あり。
オレンジ色が目を引くユリが ポツポツ見られるようになってきた。
これは・・・何の花だろう? ヨウシュヤマゴボウ?
この花を眺めている時、Mくんが何かをつまんで私に見せた。
「バッタが脱皮した殻ですね。」
・・・へえ~。バッタの脱皮した殻は、意識して見たことが無かったなぁ。
ピョンと跳んできたバッタ。羽が短いぞ。
「このバッタの殻?」
「それは どうだか分かりません」
そっか、バッタにも いろんな種類があるんだもんね。
今度は『夫婦清水』。
ホントにたくさん水場があるんだなぁ・・・。
先に水場で水を汲んで飲んだSさんが 冷たくて美味しいと言ったので、
みなさん 次々に水を汲んで飲んだ。
帽子を濡らして被った人、手ぬぐいやタオルを濡らして首に巻いた人も。
水場が たくさんあるって、本当にありがたいことだよなぁ・・・。
月山の、豊かな水の恵みを思った。
・・・⑦へ続く・・・