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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'22/07/31~08/01 月山・本道寺コースを下る⑥…郡界~夫婦清水

 

昼食休憩をして エネルギーを補給したところで、
午後の部?、スタート!

標高が下がるにつれて暑くなってきてるけど、
ここからの下りも楽しんでいきましょ~!


カーブになっている所に水場があるらしい。
ピンクテープや石板も見える。



どれ、どれ?・・・と木が渡されたところから見てみたら・・・

 

少し奥まったところの岩を水が流れ落ちていた。

 

『高清水』『五十九丁』

 

 

 

 

この辺りは、遊歩道のよう。

 

『五十六丁』・・・

 

『五十二丁』・・・

これらの丁石が とてもきれいな状態で置かれているということは、
この道を手入れして下さっている方たちがいるということ。

 

手入れして下さっている方々に感謝しつつ、

足元の小さな虫を見たり・・・

ブナの大木を見上げたり・・・。

 

わ~(;^ω^) これ、ナメクジの跡だ。
「ナメクジって、細かい歯がたくさんあって、
 キノコを舐めているんじゃなくて『かじって』いるんですよ」
と Mくんが教えてくれた。

歯というと、人間みたいな歯をイメージしてしまうので、
ナメクジに歯があると聞いて驚いた。
歯にもいろいろあるんだなぁ・・・。

「アワビなんかも、細かい歯がたくさんあるんです。
 食べるとザリッとするところがあるでしょ?
 あれ、アワビの歯なんですよ。」
・・・ひえ~っ、そうだったのかぁ・・・。( ゚Д゚)

 

それにしてもMくん、いろんな生き物のことをよく知ってるなぁ。
詳しいのは、魚類と両生類・・・って言ってたかな?(違ってたらゴメンナサイ)

 

この泡には、ナントカ虫っていう虫が入っているんだって。
(名前を聞いたけど忘れてしまった。(;^ω^))

 

青いアジサイ、涼し気でいいなぁ。


と。汗だくになりながら思う。

 

美しいブナ林を眺めながら下っていくと・・・

 

『高清水通り 石船』という石板あり。
向こう側に少し下ったところに水場があるようだ。
SさんとMくんが下っていって、戻ってきた。


せっかくなので、私も行ってみよう。

なるほど、石をくりぬいて船みたいな形にしてある。
石船のある上の斜面から 水が流れてきていた。


本道寺コースは、『高清水通り』と石板に書かれているように、
水場の多いコースなんだなぁ。

 

 

 

雪の重みで根元の曲がったブナを眺めながら行くと・・・

 

こんなブナが。Σ(゚Д゚) 
何で こうなった?(;^ω^)




前を歩くGさんが、突然立ち止まって足下を見た。
だ・・・誰のもの?(;^ω^)

Gさん、Mくん、私の3人で あれこれ言ってみたものの、結論は出ず。(;^ω^)



落ち葉の間からチョコンと出ている、このカワイイの、
これが・・・

こうなった?!
このキノコ、日本国に登った時も見た気がするぞ。


ナメクジが かじった跡がある。

 


迫力の根元、今にも動き出しそう。

 

まだ黄緑色なのに落ちてしまっているホオノキの実。

 

この先、尾根の西側を歩く道になると・・・

 

緩やかな風が西側から吹いてきていて、
西側斜面の林の中は 空気も緑色なんじゃないかと思った。

 

ブナ林の中の道のそばに『姥像』あり。
優し気な雰囲気の姥様。

この日、この姥像のところで、
地元の本道寺地区の方たち お二人が 作業中だった。

2年前から、掘り起こしてきれいにした丁石や新しい石板を  設置したりして
整備されているとのこと。

「また歩きに来てね~!」
と 私たちに言って下さった本道寺地区の方の笑顔を見て、
本道寺コースは、
「もう歩くことは無いかもしれない道」から「また歩きたい道」になった。

本道寺地区の方たちに挨拶し、再び歩き出した。

 

次に 前を歩く皆さんが立ち止まっていたのは、
樹間から寒河江ダムが見下ろせるところ。

「ダムを こんな角度で見たのは初めてだから新鮮だなぁ~」


そこから少し下っていくと、
「いましたよ」
とMくんが指さしたものを見てビックリ! ぎゃ~!

これが、Mくんが言ってた交接かぁ。(;^ω^)
生き物には それぞれ子孫を残すための知恵と工夫があるんだなぁ・・・。


幅の広い緩やかな道を下っていくと、

 

こんなブナが。(;^ω^)
どうして こうなったのか。

そして・・・


また ナメクジの食事の跡あり。(;^ω^)
キノコ、かじられてるね~。

 

 

『二十八丁』。

あと、約3km弱だよ。

 

 

『二十七丁』

 

『二十五丁』

 

ふと見上げた斜面の石の様子に驚いて、立ち止まって眺め・・・
また下っていくと、

 

展望ポイントらしきところが。

 

こんなふうに見えた。

 

『二十三丁』。 

 

 

 

 

 


この辺りから杉が登場。

 

 

 

 

 

 

まさに「モスグリーン」な倒木あり。

 

 

 

オレンジ色が目を引くユリが ポツポツ見られるようになってきた。

 

これは・・・何の花だろう? ヨウシュヤマゴボウ

この花を眺めている時、Mくんが何かをつまんで私に見せた。

「バッタが脱皮した殻ですね。」
・・・へえ~。バッタの脱皮した殻は、意識して見たことが無かったなぁ。




ピョンと跳んできたバッタ。羽が短いぞ。
「このバッタの殻?」
「それは どうだか分かりません」

そっか、バッタにも  いろんな種類があるんだもんね。

 

 

 

 

 

 

今度は『夫婦清水』。
ホントにたくさん水場があるんだなぁ・・・。


先に水場で水を汲んで飲んだSさんが 冷たくて美味しいと言ったので、
みなさん 次々に水を汲んで飲んだ。
帽子を濡らして被った人、手ぬぐいやタオルを濡らして首に巻いた人も。


水場が たくさんあるって、本当にありがたいことだよなぁ・・・。

月山の、豊かな水の恵みを思った。

                      ・・・⑦へ続く・・・