この日は、朝日鉱泉から上倉山に登るツアーに参加。
目的は・・・上倉山山頂の近くの『大クロベ』に会いに行くこと。
5時頃 出発。
空には灰色の雲が広がっていたけれど、天気は この後 晴れる予報。
陽の昇る位置が 夏よりもずいぶん南寄りになっていて、
季節が冬に向かっていることを感じた。
R112の展望ポイントから眺めた月山は、
中腹付近まで紅葉のピークが下りて来ていた。
月山IⅭ付近から県道27号線に入り、大井沢の方へ進んでいくとガスが。
車道沿いに建つ『朝日山の家』には灯りがついていて、宿泊者の車が数台停まっているのが見えた。
これから朝日連峰に登る人たちもいるんだろうな。
根子集落の少し先、お地蔵様があるところから右折。
橋のそばに真っ赤に色づいた葉が見え、車を止めてパチリ。
先日 下見を兼ねて朝日鉱泉まで行ったので、余計な不安や緊張なく進む。
(ただでさえ心配性な自分は、
下調べや下見するなどして 不安要素を一つでも減らしておく。(;^ω^) )
左からの県道289号線との合流地点。
ガイドのSさんからは ここで朝日町方面から来るエコプロ車と待ち合わせとの提案があったのだけど、
思い切って 自分で朝日鉱泉の駐車スペースまで行くことにした。
前回は 途中で対向車が4台もあって、チョ~緊張しながらバックで待避場所まで下がったけれど、
この日は 時間帯的に対向車は無いだろうと思い、気を楽にして進んでいく。
左側が崖になっている狭いところで、この日も ちょっと車を止めてパチリ。
少し進んで、また止まってパチリ。
狭くてドキドキするところが多い道だけど、
いかにも朝日連峰の山に向かってるぞ~っていう感じがして テンションが上がる。
今年はまだ、朝日連峰の山に一度も登っていなかったからね。
前回 気づかなかったところも。
『白滝』かぁ・・・。
7時頃、通行止めのゲートに到着すると・・・
ナント、すでに十台以上の車が停まっているではないか。
紅葉の時期の土曜日だからね。
少し戻って 赤い橋の手前のスペースに停めようかとも思ったけれど、
駐車スペースの端に無理やり駐車。
皆さんが到着するまでにはまだ時間があるので、
一度 朝日鉱泉まで歩いて行ってみることした。
朝日鉱泉の方へと歩きだして間もなく、シャ~と自転車で追い越して行ったお二人。
同じような入れ物を背負って、カゴを腰につけて、長靴を履いて・・・。
キノコ採り?
下の方を 朝日側が流れている。
朝日鉱泉からの大朝日岳、山頂はガスに覆われていた。
この後 見えてくる・・・はず。
「こんにちは~」
と戸を開けて言ってみたけれど、シ~ンと静か。
仕方ない。戻ろう。
駐車スペースに戻ると、ちょうどエコプロ車がやってきた。
が、
駐車スペースがいっぱいな状況を見て、エコプロ車は橋の手前のスペースまで戻っていった。
私もそちらへ。
8:00 橋の手前からスタート。
ガイドのSさん、一緒に参加のみなさん、
よろしくお願いします!
破損箇所があるという橋。
近道を行く。
!!!
さっきよりガスがとれて、大朝日岳の山頂付近が見えてきたではないか。
これからもっとガスが取れて、スッキリ見えてくることを期待しよう。
小屋でトイレをお借りしたり準備したり。
Sさんは小屋の方(この時間は戻っていらしたようだ)とお話していた。
「楽しんできてね~」
と言ってくれているようなタヌキさん。
上倉山は、御影森山コースへと急登を2時間ほど登ったところにある。
目的の『大クロベ』は、そこからさらに20~30分ほど歩いたところにあるらしい。
小屋の前から大朝日岳をパチリ。
まずは、小屋の前から少し下ったところにある吊り橋を渡る。
「前の人が半分くらい渡ったら、次の人がスタートしてね~」
と Sさんの指示。
次の人が渡り始めるタイミングで、向こうにいるSさんが手を挙げて合図してくれていたのだけど・・
あ・・・あれっ?!
Sさん、最後の私は合図せずに姿が見えなくなっちゃったじゃん!
・・・と思ったら、
よかった、私を置いて行ってしまったんじゃなくて。(置いていったりは しないだろうけど)
そして・・・
待ってていただいてるくせに、橋の上でパチリ。(すみませ~ん)
最初の吊り橋を渡ったところまでは先日来たけれど、
そこから先は、まったく初めて。
ワクワクしますなぁ~。\(^o^)/
視界が開けたところで振り返ると、
朝日鉱泉ナチュラリストの家の建物が見えた。
大朝日岳の方から下ってきた人は、あの建物が見えたらホッとするだろうな・・・。
お、アケビだ。
年齢を重ね、今は苦みのある皮?の部分を食べるのが好きだ。
登山者数の計測機あり。
『弘法水』。
一番後ろを歩いているのをいいことに?、飲んでみた。<(_ _)>
さっぱりしていて甘みがある感じ・・・かなぁ。
なるほど、ここから右に入っていくのが鳥原山コースかぁ。
来年は、鳥原山コースを登ってみようか・・・。
斜面をトラバースしながら進む道。
道幅が狭いところもあるので、キョロキョロしずぎないように歩く。
歩きやすいように土のう袋が置かれているところも。
整備ありがとうございます。
日陰の道から 日向の道へ。
朝日が当たる中を歩いていくのは気持ちがいい。
滑りやすい石があったりして、気を付けながら歩いたところ。
奥には 倒木が何本も。
このすぐ先には・・・
旧朝日鉱泉の跡地があった。
ここに前の朝日鉱泉があったのか・・・。
建物の土台部分が残っていた。
山菜を採ってきた人が ここで後処理をしたり・・・ということもしていたのだと
Sさんが教えて下さった。
分岐から直進すると 中ツルコース。
我々の行く御影森山コースは、左へ曲がって2つ目の吊り橋を渡る。
最初の吊り橋より幅が広くてホッとした。
ここを渡り終えたら 急登が待っているみたいだぞ。
・・・②へ続く・・・