THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/06/14 自然博物園・ガイドウォーク①

 

この日は、自然博物園の午後のガイドウォークに参加することにした。

雲が優勢の空。
ちょっとだけ青空が見えるものの、ほとんど雲におおわれていた。
予報では、午後は曇り、雨は降るとしたら15時くらいからのよう。

ま、大丈夫だろう・・・と思いながら出発。

 

ネイチャーセンターに行き、受付。
この日の午後の部の参加者は 私一人だった。

そして ガイドして下さるのは・・・
両生類・爬虫類大好きなⅯくん。
よろしくお願いしま~す!


この入り口の看板、Ⅿくんが描いたんでしょ?
すぐ分かったよ。( ´艸`)

「カラマツは上手く描けたんですけど、ヘビは失敗ですね」


細かいところまで観察して描いている感じの絵。
さすが。

 

入り口付近にあるイタヤカエデ、
黄緑色の小さな花が咲いていた。

 

これは? (ツボミ? 実?)

 

遅くまで雪が残っていたネイチャーセンター前、
ちょうどムラサキヤシオが咲いているところだった。

 

横から見ると平べったい姿をしていた虫。
( 名前を教えてもらったけど忘れてしまった・・・)

 

ずいぶん緑が濃くなったなぁ・・・。




外から見ると、林の中は暗く見えたもんなぁ・・・。

 

こんにちは。




カエデ類の実のようだけど、かなり小さいぞ?
と思ったら・・・
「イタヤカエデですね」
と、Ⅿくんが葉を並べておいてくれた。

入り口付近にあったイタヤカエデは 花が咲いてたけど、


ここのは もっと早く花が咲いたようで、実がなっていた。
小さな実が つながって ぶら下がってる~。

 

 

 

 

足音に 何かスゴイ速さで動き回るものがいた。
「ミヤマハンミョウですね。」


地面をスゴイ速さで走り回っていたのに、
Ⅿくんの手の上では おとなしかった。( ゚Д゚)
・・・生き物が好きな人のことが分かるのかも。

 

オトシブミの作品。
よくこんなに上手に葉を切って巻いて作れるもんだなぁと感心する。




 


すでに動かなくなってしまったエゾハルゼミ
そのセミをひっくり返して仰向けにして
「これはオスですね。
 ここ(腹と胸の間辺り?)にある黒い小さな羽根のようなところで 音を出して鳴くんです。
 これはメスにはありません」

へえ~・・・。


「粘菌の仲間ですね」
『エダナシツノホコリ』というのだそう。
・・・粘菌、初めて見たかも。



ウィキぺディアによると、
「多細胞性の子実体を形成する能力をもつ アメーバ様単細胞生物の総称」と書いてあった。
・・・『菌』と付くけど 菌類ではなく・・・
・・・アメーバのように動き回る特性と、菌類のように静止して胞子を飛ばす特性の両方を持っていて・・・
・・・驚異の情報処理能力を持っている・・・

うむむ・・・よくわからないけど、スゴイ生き物のようだ。

 

ジメジメした季節になり、キノコもあちらこちらに出てきたね。


この方たちも。(;^ω^)



「これ、○○○○○・・・の葉ですね」( これも、名前を聞いたのに忘れた・・・( ノД`) )
「小さい黒っぽい花が咲く、シソ科の植物です」


雄宝清水付近にも たしか咲いていたなぁ・・・。

 

 

ブナの葉の裏側に虫がいたり・・・

上に乗っかっていたり・・・。


これは、ヒシバッタの幼虫だそう。

 

 

 


2週間前にも撮った、ヤドリギが生えたところのコブ。
ヤドリギが落ちた跡もあるけど、新たに出てきている芽もある。


これも たぶんヤドリギのコブで、
中は すでに根がたくさん張っているのではないか、とのこと。
「そのタイミングが来たら 樹皮を破って芽が出てくるってこと?

・・・一瞬、映画『エイリアン』を思い出してしまった・・・。(;^ω^)


笹を抱きかかえるようにして生えてきたギンリョウソウ。

 

いろんなものが次々に現れる。




次は 何が?

 

さっき見たのと同じ粘菌があった。

コケと棲み分けてるのかと思ったら、

一緒に? 混じって? 生えてる。

 

私が気づかないだけで、
こういう生き物たちが たくさんたくさん 生きているんだなぁ。

 


2週間前は まだ雪があった湿地。




ほとんど雪は無くなっていて、木道が出ていた。

雪がとけて間もないところには 小さなミズバショウ

 

早く雪がとけたところには、大きくなったミズバショウの葉。




奥の方に群生していたのは、ミツガシワのようだ。



玄海の雪も無くなり・・・

 

水が音を立てて流れていた。

 

湧水ポイントの方へ。

 

木道のそばにも いろいろな花が咲き始めていた。

 

サンカヨウは すでに実ができているものも。

 

 

 

この日も湧水は、ユラユラ水面を揺らしながら湧き出ていた。

 

 

 

ミズキ、花の時期が過ぎ、実ができている。

 

カワクルミの高木に巻き付いたツルアジサイには
白い花が たくさん咲いているのが見えた。

湧水ポイントから ブナの原生林の方へ。


咲いているサンカヨウもあちらこちらに。




ユキザサも。

 

 



ブナの大木の根元に ブナの実生。

 

エゾハルゼミの抜け殻。

 

そばに立っていた木を伐り、今年はどうなるかスタッフが注目していると言っていた池には・・・
クロサンショウウオの卵嚢があった。

 

モリアオガエルの卵も ちゃんと産み付けられていた。



スタッフの皆さんも ホッとしたことでしょう。

 

「ほら、あそこにモリアオガエルがいますね」
「え? どこ、どこ?!」




い、いたぁ・・・。

さすがⅯくん。
次々に いろんな生き物が目に入って来るんだなぁ・・・。

 

                     ・・・②へ続く・・・