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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/06/25 笙ヶ岳⑤…河原宿~とよ~見晴台~大平登山口~帰路

 

河原宿の雪渓を下り、夏道へ。

 

いつもそうだけど・・・

 

同じ道でも 歩く方向や時間帯が違うと

 

景色が違って見える。

 

 

 

雪渓を歩く時にガスガスでなくてよかった。

この雪渓を下り終わると

その先は・・・

 

登山道を流れる雪解け水が、登りの時より増えていた。


午後の陽にキラキラしながら勢いよく流れ下って行く水が
何だか楽しそうに?嬉しそうに?見えた。

 

『とよ』の手前の もう一つの雪渓。




ん? 

何が気になったのか自分でもよくわからないけど、
・・・ジワジワ雪がとけて、
   上の方から少しずつ少しずつ石・地面などが姿を現してくるんだな・・・
と、その様子を想像しながら思ったんだな、たぶん。

『とよ』付近も、雪解け水の流れる音が響きわたっていた。

 

振り返って見る。
登ってきた時は向こうが灰色の空&ガスだったな。

なんか、いい感じだな。

 

『とよ』から少し下った辺りで 笙ヶ岳三峰の方を振り返ると・・・

 

もうすぐガスがとれてきそうな感じ。
う~残念だけど仕方ない。

 

道の両側の笹がキラキラ。

 

登りでも撮った 少し色の違うハクサンチドリ。
下りでもパチリ。

 

毎度眺める石。

 

 

 

登りでも撮った 岩の隙間に咲いたチングルマ

 

あれも 毎度撮る石。

 

 

足元の可愛い花を眺めながら下って行く。

 

 

 

時々ガスで白くなっていた『清水大神』付近まで来た。




この雪渓が解けて池塘の周りに花がたくさん咲く頃、
また来ることができるかなぁ。

 

この左側斜面にも、
これからたくさん花が咲く。

 

 

 

 

 

 

 

そういえば 飛島に行った時、
トビシマカンゾウニッコウキスゲの研究をされている山形大学の教授と大学院生の方が 荒崎で調査中だったなぁ。


鳥海山飛島ジオパークのHPの中の記事を見たら、

ⅮNA解析を行った結果、
鳥海山ニッコウキスゲと 飛島のトビシマカンゾウは 種類が違うということがわかったのだそうだ。

鳥海山に咲くニッコウキスゲでも、
大平付近に咲くものと湯ノ台の方に咲くものとでは 少し違うということだったような・・・。

 

私は いつも、
・・・もともと溶岩だらけだったところに、
   どんなふうに植物が生え始めて 今のように 花がいっぱいの鳥海山になったんだろう・・・
とか、
・・・固有種の『チョウカイフスマ』などは、どのようにして?・・・
とか思ってしまう。

 



 

『見晴台』まで来た。

 

 

緑の斜面を白いガスが駆けていく。


流れるガスの下、陽が当たっている大平山荘。
その少し右側に見えている駐車スペースまで、もう少し。


足元に気を付けて下って行こう。

 

 

 

少しずつ切れてきたガスの間から 飛島が見えた。
そういえば・・・
海底にあった飛島が 隆起して今のようになった頃、
鳥海山は まだ影も形も無かった・・・って何かの記事に書いてあった気がする。

自分の日常とは あまりにも違う『時間』に
頭がグルグルしてしまう。

 

 

花が地面に落ちているのを見て
咲いている・いたことを知ることがあるなぁ。

 

 





 

 

 

少しずつ 陽が差し込むようになってきた。

 

 





16:57 下山。


登山口から真っ直ぐ西側に飛島が見えた。

 

17:33 R345に入って間もなくのところからの鳥海山
      笙ヶ岳から月山森の方へ 帯状のガス。

 

18:00 庄内町からの鳥海山
      日中あんなにガスガスだった笙ヶ岳が スッキリ見えてる~。

・・・ま、予想通りだけどね。(;^ω^)