もう少し行くと、9合目の佛生池小屋。
佛生池小屋の手前も 花がいっぱいの場所なんだよなぁ。
でも、花よりも 石に着いた地衣類や虫なんかを眺めて撮ってる私。
触角の手入れをしているみたいな虫もいたよ。
ピークは過ぎてたけど エゾシオガマ。
自分の中ではウサギのイメージ(ピョンピョンしたところが耳みたい)。
これは?
あらら? もしかして・・・
コバイケイソウの葉を食べているんじゃないの?!
しばらく観察していたい気持ちもあったけど、先へ進もう。
右側の斜面にチングルマがいっぱい。
いっぱい咲いてるチングルマより・・・
足元のこんな葉の様子に惹かれたりして。
キョロキョロしながら歩いているうちに・・・
12:07 9合目の佛生池小屋まで来た。
間もなく咲きそうなトウゲブキあり。
池の中には クロサンショウウオの卵嚢。
「卵まら孵った小さいのが 泳いでるよ」
と 池にカメラを向けていた方が教えて下さった。
私も 孵って間もないクロサンショウウオを撮りたかったけど・・・
残念、ピントを合わせられなかった。
あの方は、可愛いクロサンショウオを撮ることができたかな?
佛生池小屋でのコーヒー&スイーツは 下りの時のお楽しみにして
まずは上へ。
地衣類のモザイク画。
オモワシ山の近くに ちょうど咲き始めたシャクナゲ。
薄いピンク色が入っているのがステキ。
先に写真を撮っていた方が
「あそこに白いのが咲いてたよ~」
と教えて下さったのは・・・
かくれんぼしているみたいな あの花かな?
頭上から飛行機の音が聞こえたので 見上げると・・・
飛行機からの月山は どんなふうに見えるのかな。
日本庭園みたいな オモワシ山の東側斜面。
秋には、
この斜面の紅葉が素晴らしくて ホントに進まなくなる。
大きな岩の上、カエデの葉の陰のゴゼンタチバナ。
ほんのり赤みがかった石に ブルーグレーの地衣類。
気になってパチリ。
口を大きく開けて歌っているみたいなヒナザクラ。
イキイキ葉を広げているコバイケイソウ。
そうそう、この辺りにはカラマツソウも咲くんだった。
奥に ハクサンフウロの花が一つ。
『行者返し』を登ったところから 振り返ってパチリ。
ここも、毎度撮りたくなるところ。
あれ? 前方に鳥海山?!
・・・一瞬 驚いたけど、そんなはずはない。(;^ω^)
雲が作った形だった。
近くを眺めたり 遠くの景色を眺めたりしながら のんびり登って行く。
ヒナザクラの花の中に頭を突っ込んでる方がいますね~。
斜面に 白い花がいっぱい。
ヒナザクラ・・・
ハクサンイチゲ・・・
バイカオウレン・・・
あと何日かすると、この雪渓も解けてしまうだろうな。
雪が解けたところから 少しずつ芽が出てきて・・・
ワッと広がって・・・。
何だか怒った顔をしてるように見えた?キバナノコマノツメ。
そばにたくさんの花が咲く石の階段を登って 大峰へ。
久しぶり~。
ここまで来ると、
ウワ~ッという気持ちになる。(どういう気持ちだ?!)
三角点のところに人の姿が小さく見える。
しばらく景色を眺めてから
山頂の方へと歩き出した。
・・・③へ続く・・・