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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/07/22 姥ヶ岳①…出発~ネイチャーセンター春木戸

 

しばらく天気の良くない日が続いていたけれど、
ようやく梅雨が明け、週間予報に晴れマークが並ぶようになった。

この日は、申し込みしていたエコプロのツアーに参加。
・・・ネイチャーセンターから石跳川沿いに装束場まで登り、湯殿山コースに合流して姥ヶ岳へ。
   下りは姥沢から大門海コースを通ってネイチャーセンターに戻る
というコース。
石跳川沿いの道や清身川付近を歩くのを楽しみにしていた。


予報では、天気はまだ少し不安定なところがあり、
雲が広がる時間帯もありそうだったけど・・・
朝 外に出てみると、青空が広がっていて、すでに陽ざしは暑いほどだった。

日中 気温が上がって暑くなることを覚悟しつつ・・・
6時頃に自宅を出発。

道路わきの田んぼでは、稲に着いた朝露が 朝陽にキラキラ光っていた。

 


自宅を出て少し行ったところから見る月山・姥ヶ岳・湯殿山は、
晴れてスッキリ見えていた。


梅雨明けして晴れの土曜日とあって、
R112では 海に向かうらしい車とつぎつぎにすれ違った。

月山第一トンネルを抜けた途端・・・
「あれっ?!」。
曇り空で、辺りにはガスが流れていたから。
・・・月山を越えると天気が違うということ、あるんだよね~。


R112から志津線へ左折して間もなくの辺りで、
オタカラコウの花が目に入った。
今シーズン初なので、車をちょっと下りてパチリ。

 

その近くにあった気になるツボミもパチリ。
(もしかして、これ・・・ウバユリ?!)



毎度のところでパチリ。
山の上の方はガス。
月山・姥ヶ岳・湯殿山も 上の方はガスがかかっていた。


姥沢に向かう車が どんどん上ってくる。
姥沢コースも羽黒側のコースも、きっとたくさんの人が歩くに違いない。

 

集合場所はネイチャーセンター。
受け付けをすませ、辺りをウロウロ・キョロキョロしていると、
酒田市の高校の山岳部の方たちが歩いて行った。



ネイチャーセンター前のカワクルミの木には、
すでに実がザランザラン・・・。




駐車場わきの大きなツボミは、ウバユリとのこと。
障子ヶ岳の登山口に向かう林道わきにも このツボミがたくさんあったなぁ。

でも、この大きなツボミと ウバユリの花がいくつも咲く様子がつながらなくていた。
もしかして・・・
R112から入って間もなくのところで見たのが、
このツボミの後の状態なのでは?

 


ガイドのIさんのお話をお聞きし、軽く準備運動をして・・・

8:21 ネイチャーセンター前をスタート。
     ガイドのIさん、参加者のみなさん、よろしくお願いします!



玄海広場にも いろんな植物や生き物がみられるので、
スタートしたすぐから あちらこちらで立ち止まる。



まだいたよ、オタマジャクシ。


うわ、虫たちがいっぱい!

 

これは・・・『オニノヤガラ』だって。
初めて見たなぁ。

 

木々の葉が茂って濃くなった道を歩いて行く。

 

花から徐々に実になっていく様子がわかるね。

 

 

 

前日、志津周辺では雨が降ったそうで、
辺りは湿気を多く含んだ空気に包まれていた。




「今日も これからガスが上がってくるかもしれませんね~」
と ガイドのIさん。

 

ガイドウォークの時には、
右側の尾根から斜面を下ってきて ここに合流する。

 

 

 

無雪期にこの道を歩くのは初めて。




いつも以上に キョロキョロ。


キノコに粘菌・・・


コケ。

 

濡れた木道は、滑りやすいので気を付けて。

 

 

 

歩いてきた方を振り返りながら カワクルミ沼分岐の標柱をパチリ。
でも、カワクルミ沼の方への道は・・・

 

昨年の大雨の時に流されてしまった橋がまだ補修されておらず、
通ることができないのだそうだ。
「あんなに厚くて重そうな橋が流されちゃうんだね~」
と誰かが言うと、
「増水して 橋が浮いてしまうんじゃないかと思うんですよ」
と ガイドIさん。

分厚くて重い橋が流されてしまうのだから、
大雨の時の水の力はスゴイんだなぁ・・・。

 

 

この辺りは、道を水が流れていた。

 

そのそばの石には、水がしたたり落ちるコケ。



 

ヤグルマソウ、花が終わって小さな実が付いた様子が可愛い。

 

 

 

道のそばのあちらこちらに、ブナの大木あり。
立ち止まって見上げたりも。

 

時間とともに気温が上がってきて、
ジワジワと汗が出てくる。

 

そばを流れる石跳川の涼し気な水音が  うれしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツルアジサイの花が咲いてる。
3月に湯殿山に行って下る時、
この辺りの雪の上に ドライフラワー状態になったツルアジサイが落ちていたなぁ。

 

ピントを合わせられなかったけど、ザトウムシ。



小さなアップダウンを繰り返しながら 登って行く。

 

苔むした石の道。
そのそばに立つブナの大木。

 

 

 

「カワゲラか トビゲラかなぁ・・・」
という ガイドIさんの声が聞こえ、行ってみると・・・
水場のカップの中に・・・いた。

 

ここの分厚くて重い橋も大雨で流されたよう。
そばにかけられた橋を渡る。



少し行くと、また橋が。




湯殿山もそうだし、姥ヶ岳も水が豊富なんだなぁ・・・。




奥にチラッと見えた湯殿山の方は、
ガスが流れていた。




水が多く、しっとりした道。
いろんなコケが生えている。




こういうところでは緊張する。(;^ω^)
濡れた石をドキドキしながら渡り・・・



大きな石の上を歩いた後、渡り切る前には こんな橋を歩いた。
( ドキドキしてるわりには 写真を撮ってる)




「ここは『命の水』です」



水場の近く、木々の陰で一休み。
( ここまでも、何度か小休止しながら登ってきた。)






水場の先には、大きな橋あり。
私たちが休憩している間に、2つのグループが渡って行った。




この橋を渡って 少し歩いて行くと・・・




9:30 『春木戸』まで来た。


「 春一番に ここに木戸銭を払うための門がかけられたので『春木戸』っていうんです。」
と ガイドIさんが教えて下さった。

 

 

                     ・・・②へ続く・・・