いったん止んだと思った雨が、また降りだしたりした。
濡れて滑りやすい道、足の置き場に気を付けて下って行く。
時々 大きく枝を広げた木を見上げたりしながら。
ちょっと一休み、のところから見えたのは・・・
水墨画のような景色。
一息入れた後、再び歩きだし・・・
滑りやすいので足元を見たり・・・
樹幹流を眺めたりしながら下って行く。
樹幹流を見ながら歩けるのも、雨の日ならでは。
撥水加工してあるかのような葉っぱ。
斜面から横にのびた木にぶつからないように注意。
杉が現れると、
だいぶ下の方まで来たかな、と思う。
カラマツ(かな?)が多いところを通り・・・
ワサワサしたところを通って・・・
踊っているように枝を広げたブナの大木があるところを過ぎると・・・
登山口に近い急なところにまで来た。
『地質調査中』だって。
虫に3・4ヵ所 刺されてしまったけれど・・・
転んだり怪我したりせず、無事に下山。
川原毛地獄の遊歩道を通って 駐車場へ戻って行く。
植物が ほとんど生えてない灰白色の山。
ホントに異世界のよう。
14:43 駐車場に戻ってきた。
ザックを下ろして、
今度は『大湯滝』へ行ってみる。
( 少し下ったところに、公衆トイレもある駐車場あり。)
・・・ふむふむ・・・
・・・ふむふむ・・・
では、大湯滝の方へ行ってみよう。
あの橋を渡って行くんだね。
シャッターチャンスを狙って橋の上で待っているガイドSさん。
川原毛地獄の方から流れてきて、
さらに大湯滝の方へと流れていくのかな。
手を入れてみたら ぬるい感じだった。
強酸性の湯が湧き出ているのは、もう少し上流?
橋の上からパチリ。
石などに付いている緑色のは、
強酸性の水の中でも大丈夫な 藻類とかだろうか?
『大湯滝』へと下って行く道は、
イイ感じの林の中だった。
口から何かを吐き出しているように見えた木。(;^ω^)
かなりの樹齢になっていそうな迫力のブナ。
ずっと下の方に滝が見えてきた。
「あそこまで下るのか~」
木々の間に見えているのは、脱衣所のよう。
大湯滝の露天風呂に入っている方々がいる。
近くまで下りたら、流れ落ちてたよ、
湯の滝が。
流れの中の石をトントンと渡って その先の階段を上ったところにあるのが、
さっき見えていた脱衣所だな。
上流で湧き出しているお湯と沢水が混ざった川。
夏場が ちょうどよい湯加減になる、って書いてあったな。
これ、案内板に写真があった『チャツボミゴケ』かなぁ・・・。
少し下流には、トビゲラやカワゲラもいるって書いてあった。
強酸性野水でも生きられる種類なのかな。
大湯滝から駐車場までが、この日一番登山らしい登山だったかも、
と 言っている方が何人もいた。( ´艸`)
帰路、途中で温泉に寄って汗を流してから 山形へ。
足元が濡れていたため、予定より少し遅れての下山となったけれど、
初めての川原毛地獄、初めての山伏岳、
独りだったら避けることの多い雨の日の山歩き、
行くことができて良かったなぁ。
ガイドのSさん、ご一緒したみなさん、ありがとうございました!