ナメ床を歩きながら 右側を見ると、
石の上に根を這わせて立っている木が目に入った。
大きな石?を 小さな石が支えているようなところも。
石と石の隙間を水が流れているうちに こんなふうになったのかなぁ・・・。
こんなふうに、石に生えたコケの上で芽をだして、
そのうち石をつかむように・石の上を這うようにしながら 成長していくのかな。
今度は、藤のツルが 何本もぶら下がったところあり。
さっそくブランコのように・・・。
沢の上を ゆっくり動くブランコ、なかなかオモシロかった。
子どもの頃、
近所の小さな山にあった藤のツルで遊んだことを思い出した。
子どもの頃の感覚を思い出したり・・・
子どもの頃のような気持ちになって遊べる時間、
うれしい。
よっこらしょ・・・と 大きな石がゴロゴロするところを越えながら歩いていると、
左側の水際にカツラの大木が立っていることに気づいた。
細い木がたくさん集まったような木。
その存在感に圧倒され、しばし立ち止まって眺めた。
私だけではない、
皆さん夢中になって 楽しんで歩いていらっしゃる。
そのことが 後ろ姿から伝わってきて、嬉しくなる。
夢中になって何かをしている時間って とても楽しいし・・・
夢中になって何かをすることのできる時間があるって うれしい・・・。
感謝です。
な~んて思いながら歩いて行くと・・・
見上げる高さの岩壁に圧倒された。
その岩壁のそばに行った時、
足元で動くものが 目に入った。
これ・・・もしかして山ビルじゃない?!
初めて見た~。(;^ω^)
知らぬ間に 足元の隙間から入り込んで、
血を吸われてしまうことがあるのだそう。
蚊やアブに効果があるという虫よけスプレーは持って来たけれど、
そのスプレーは 山ビルには効果が無いとのこと。
どうか、ヒルが入り込んできませんように!
ここで一休み。
赤い矢印は 大東岳の登山道の印。
なるほど、ここは登山道が沢のそばを通っているところだ。
沢沿いを歩く道、いいなぁ。
登山道が沢を横切っているところ(渡渉地点)も何か所かある。
沢歩きしていて何かあったら、
登山道に入って下ってくることも可能だって言ってたなぁ。
木漏れ日がスポットライトのように差し込む中を進んでいく。
ここも、登山道が横切っているところなんだな。
沢が分かれているところを右へ。
うわ・・・
ずっと上の方に行くまで枝分かれしてない高木だ。
ん? こんな狭いところもあるんだ・・・。
ピンボケだけど ミズヒキ。
そんな時期になったのかな。
こんな感じなのかな、と思いながら登って行くと・・・
休憩のよう。
いろんな体積物が混ざったような砂岩の大きな岩を眺め・・・
戻る。
そういうこともあるね。
「暑いから、長く沢を歩けていいね~」
「そうだよね~」
と みなさん。
みなさん、さすがです。( ´艸`)
・・・③へ続く・・・