登山道が沢を横切るところから 左側の沢へ。
「イワナだ!」
「岩の所で 保護色みたいになってる~」
え? 私も見たい~!
・・・・・
残念ながら、どこにいるのか分からなかった・・・。
すると、その先の細長く掘れたところで・・・
「イワナ!」
今度は ガイドSさんが向こうから追い込んでくるらしい。
しかし・・・私には見えず。残念。
ジャブジャブ、腰まで水に浸かりながら歩いたりも。
その先のナメ床の石の陰に
またイワナがいたみたいだよ。
どれどれ? 見えるかな?
また私には 見えなかった・・・。
ま、そういうこともある。
「今回の登りの最後に2mくらいの滝があるから、
それを登り切ったら昼ごはんだな」
・・・了解!
だんだんお腹が空いてきたけれど、
石がゴロゴロしたところで足を捻ったり
水が濁って底が見えないところで転んだりしないように
集中して行こう。
崖の上の方から転がり落ちてきたのかな?という大きな石。
石に生えてイキイキ葉を広げたシダ。
ふと見上げると、
そばの岩壁から ジワジワと水が流れてきていて
そこに陽の光があたってキラキラしていた。
あらっ?
あそこでは あんなふうに片足ずつ体重移動しながら登って行くんだ・・・。
「これも技術の一つなんだよ」
・・・子どもの頃 こんなふうにして遊んだことがあったなぁ。
ここが 最後に登る滝かぁ。
「そこに右足を掛けて・・・
次に左足をここに掛けて・・・」
足の置き場を ゆっくり説明しながら登っていくSさんの様子を、
よ~く見て・・・
何度も目で確かめて イメージする。
Sさんが登った後、
一人ずつ登って行く。
昨年も一緒に参加したYさんも・・・
Oさんも、ゆっくり確実に登って行った。
女性は、あそこで膝を置いて登っている。
身長・脚の長さが違うと、足の置き場が変わってくるものね。
私の前のOBさんは、足の長さを生かして・・・
一気に登っていった。
私は・・・
イメージしたとおりに足の置き場を探すことができず、
手をかけるところも上手く見つけられず・・・
いったん下に下りて登りなおそうかとも思ったけれど戻ることもできず・・・
岩を1・2歩だけ登ったところで ちょっと動けなくなったけれど、
その後 時間がかかったものの何とか登りきることができた。
私の後から 最後のKさんが登ってきた。
全員が滝を無事に登りきって・・・
次は 昼食休憩だよ~。
お、あそこで休憩かな?
「登山道に出ると陽ざしが暑いから、ここで食べよう」
ということで、
12:20 ゴロゴロした石に腰掛けて、昼食休憩。
・・・④へ続く・・・