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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/08/30 丁岳④…地蔵岩分岐~地蔵岩~お花畑~観音岩

 

『地蔵岩』への分岐から先も 木の枝や笹をかき分けながらの道。
でも、踏み跡はハッキリしていた。

オオバタケシマランの葉が目に入って ひっくり返してみたけれど
残念ながら 実は一つも無し。

道が下りになって 少し行くと・・・

 

地蔵岩が ポコンと眼下に見えた!
岩の上までの踏み跡も見えている。

「『地蔵岩』には、行きたい人が行くことにしましょう」
・・・この猛暑。登り返しあり、だもんね。


もちろん、行きま~す! \(^o^)/

摩耶山から鑓ヶ峰に登った時のことを思い出し、
その時くらいの急な下りと急な登り返しを覚悟したけれど・・・

それほどではなかった。




ほら、鞍部から すぐだよ。

 


地蔵岩の上に来た~。
上の方はガスの中だけど、鳥海山が見えてる~。

 

南側。
丁岳の西側斜面に目を引かれる。
向こうの尾根にも気になるところあり。


ズーム。

おお~。

 

振りかえって見た 丁岳山頂。

 

地蔵岩の上は、涼しい風が吹いていて気持ちよく、眺望もよくて・・・
「このまま しばらく ここにいたいなぁ・・・」
と思ったほど。

 

足元には、コケモモの葉?がたくさんあった。
ハイマツなども。

 

鳥海山から見ると、どこが丁岳なのか 私にはまだわからないんだよな~。
「あそこが丁山地だよ」
と 先輩は指さして教えて下さったのだけど。


また鳥海山を眺め、裾野を目で辿っていたら・・・

鳳来山と月光坂、大黒台手前の急坂が見えた。
積雪期にもがきながら登る坂も、遠くから見るとちょっとした坂だな。(;^ω^)
その手前の右側に見えている台形上の山は、伐透山だろうか?
伐透山から眺める鳥海山も素晴らしかったなぁ・・・。

心地よい風に吹かれながら景色を眺めているのが気持ちよかったけれど・・・


戻らねば!

 

地蔵岩を下り、
何度か振り返りながら 斜面を登り返す。




霞んでいなければ、月山も見えるのかもしれない。
そんな時にまた来て 今度は地蔵岩でのんびりコーヒーを飲みながら景色を眺めるのも良さそうだけど・・・
その機会は なかなか無さそう。




急斜面を登り返し、分岐に戻る。
誰かが 逆さまに置かれていた案内板を置きなおしていた。

 

『お花畑』の方を回っていく道へ。

歩く人が少ないようで だいぶ笹が伸びていたりしたけれど

 

 

いい感じだな、と思う。




紅葉の頃や 春なんかも 良さそうだな・・・
と、ナナカマドやマンサクの葉を見ながら思った。


ピンクテープの目印があるところ、ガイドIさんはスルー。
時間が押しているので この日は『お花畑』には寄らないんだな・・・

・・・と思って通り過ぎてすぐ、
後ろのSTさんが ザザッと音を立てて そちらへ入っていった。

・・・わ、私も行くっ!!


笹や枝をかき分けながら ほんの数m進むと、
藪をぬけた。
「たぶん ここが『お花畑』だよ」


足元には なんとコゴメグサの花がいっぱい。
ここで会えると思わなかったので STさんも私もビックリ。

 

目線を上げると、景色が広がっていた。

 

うわ・・・。
道から入って すぐだし、
地蔵岩に登らなかった方たちから、ここからの景色を眺めていただけたら良かったなぁ・・・。

STさんのおかげで『お花畑』からの景色も眺めることができて良かった!


では、いそいで皆さんの所に追いつきましょう。

 

 




分岐に合流したところで一息。

 

 




ここからは、また急坂。

 

足元に気を付けて下って行こう。

 

14時を過ぎ、
木々にあたる陽が すっかり午後の光になっていた。



登りの時とは陽の差す方向が変わり・・・

 

光の色も変わり・・・

 

辺りの雰囲気が 登りの時とは違って感じられる。

 

そういうのを感じながら歩くのも また好きなんだな。

 

 

 

沢地形の所まで下り、倒木を越え・・・

 

『観音岩』の方へ登り返す。

 

登り返すときに気づいた。
『観音岩』は 大きな大きな岩だった。
何mくらいあるんだろう?

登ってきた時に見ていた この岩の部分は、
大きな観音岩の上の方なんだな。

観音岩の上には、岩を守るように?クロベの根が這ってのびていた。

ここで一休みしたのち・・・

 

また下っていく。

 

登りの時も撮った気がするけど、下りでも撮りたくなった。
観音岩のすぐ下にある この4・5本の木、根っこがつながってるよう。

 

この辺りは、針葉樹の落ち葉のフカフカな道。

 

存在感のあるクロベの木が目に入るたびに、
立ち止まって眺める。

 


                         ・・・⑤へ続く・・・