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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/09/17 月山・姥沢から途中まで③

 

大~きな石の上に上がってみると、
視線の位置が変わり、景色が変わった。

・・・今日は、ここでコーヒーを飲みながら景色を眺めて戻ることにしてもいいな。

 

牛首分岐へと続く道の方に目を向けると、
たくさんの人が歩いているのが見えた。

 

登ってきた方を見下ろす。
いつの間にか登山口の方はガスに覆われていた。

 

例年なら9月下旬には美しい黄葉になるこの辺り。
今年はやっぱり時期が少し遅れるのかな。

 

時計を見ると、まだ10時半過ぎ。
この時間で「もう折り返してもいいかな」なんて気持ちになることもあるんだな・・・
と、自分でも不思議な感じ。

 

「(石の上でのコーヒータイム)いいっすね~ (^^) 」
と言って登って行った方たちの後ろ姿を見ながら、
さて、戻ろうか・・・それとも・・・と考える。

 

15分ほど過ごした石を降りた。
・・・ありがとう。
   また来た時にも 上で休憩させてもらうよ。
と石に挨拶。そして・・・

戻るのでなく、先へと歩き出した。

少し歩いたところで、振り返って石を見る。

 

牛首下分岐の少し先のベンチまで行ってみようと思ったのだ。

 

まだヨツバヒヨドリが咲いてる。

 

 

 

そこに見えてる実は、
タケシマラン? オオバタケシマラン?

 

あっちを向いてたり そっちを見てたり・・・のヤマハハコ。

 

涸れ沢を横切る。

 

 

 

 

 

パッと視界が開けたところで、
姥ヶ岳から金姥の稜線を見上げると、歩く人たちの姿が小さく見えた。

 

リフト上駅から姥ヶ岳へと登って行く人たちの姿も。

やっぱり稜線に出ると 人が多いよね・・・。


足元には バッタがいっぱい。

私がすぐ近くまで行って足を上げるとパッと跳ねるんだけど・・・
跳ねたバッタは 私が足を置こうとしたところに着地するものだから
歩きにくいったら・・・。(;^ω^)


「踏まなくてもいいように避けてくれ~」と 心の中でバッタに言いながら歩いているうちに、
いつの間にか すぐその辺までガスが流れてきていた。

 

向こう側も。

 

ふと見ると、ニッコウキスゲの種さやがあった。
たくさん種を飛ばしてくれたかな・・・。
来年も この辺りに花が咲くかな・・・。

 

 

 

 

 

陽の差すところ、日陰のところ・・・
ガスが流れているところ・・・
ゆっくりな自分のペースより速く動いて行く。

 

 

 

 

 

少しずつ色付き始めた斜面、これはこれでイイ感じ。

 

 

 

池塘の周りの草も 黄色くなってきたな。

 

 

 

 

 

黄色っぽくなってきた草の中に オヤマリンドウの青紫色が映える。
オヤマリンドウは この色を選んで咲いてるんだな、きっと。

 

チングルマの葉が赤くなるのは まだ先だね。

 

振りかえると、
すれ違った人がガスの中へと歩いて行くところだった。

 

 

 

うわ・・・葉が食べられてるなぁ・・・。
ツボミが食べられてなくて良かったよ。

 

これは・・・イワショウブのツボミ?


咲いてる花は 近くに見当たらず・・・

これは 花が終わって実ができてきたところ。



実の先が赤くなってきて・・・



こうなっていくんだね。
この姿も可愛いんだよね。


まだ種が残っているニッコウキスゲの種さや。
風が揺らしてくれるのを待っているのかな。

 

ヨツバシオガマ
どんな種がさやに入っていたのか。

 

 

 

一粒いただきました。( ´艸`)

 

透かし模様入りの葉、みたい。

 

 

 

コンペイトウみたいな実は、モミジカラマツかな?

 

モミジカラマツ、
この沢に沿ったところに咲いてたな。

 

ベニバナイチゴも。

 

リフト上駅の方から下ってきた人たちの姿が見え始めた。
牛首下分岐は もうすぐだな。

 

トウウチソウの葉、

赤っぽく色づいたものもあれば・・・


こんな感じに変わっているのもある。

 

イワイチョウの葉、
あちらこちらで黄色っぽくなってきてた。



これは・・・アオノツガザクラ
種が出て行った後の様子も可愛いなぁ・・・。

 

なんとなく通り過ぎようとして おや?と見た植物。
この辺の葉、すっかり食べられてるじゃないか。(;^ω^)

 

何だかオモシロイものがいっぱいだなぁ・・・。

 

 

                       ・・・④へ続く・・・