『二股』を過ぎてすぐは モシャモシャしたところを進む。
これから登って行く尾根の斜面を見上げてみる。
カツラの木の近くを通るたびに、
辺りに甘い香りが漂う。
おや? 倒木から出てるあの白いものは何だろう?
キノコ? 粘菌?
な~んてキョロキョロしながら歩いて行くうちに、
九十九折りの道になって行く。
写真の右下から登ってきて・・・左奥へ。
道幅の狭いところもあるので 注意。
恥ずかしがりやさん?
たまに 緩やかになるところも。
キノコが あちらこちらに。
山でこの色を見ると撮ってしまう、ロクショウグサレキン。
立派なブナが生えた道。
斜面にも ブナ。
急登なぶん、木々の向こうに見える景色がどんどん変わってく。
コケもイキイキ。
台山尾根の方が見えた。
でも・・・あれ? ガスがかかってるぞ。
「前日 水晶森コースを登り、山頂小屋に泊まって、この日は有屋コースを下る」
という方とすれ違った。
「残念ながら 上の方はガスガスでした~。期待してたのになぁ~」
とのこと。
「私が上に付く頃には ガスが取れてくると思います!( ´艸`)」
な~んて答えた。
・・・そうなりますように!
イワナシの葉、いっぱい。
登るにつれ・・・
少しずつ少しずつ、木々の葉の色が黄色っぽくなっていく。
ロープが設置されているところあり。
どこに足を置こうか・・・
と、目がウロウロしてしまうようなブナの根。
踊っているようなブナ。
確かに、踊りたくなるような山かも。
登っていて とてもワクワクした気持ちになるもんね!
標高が上がるにつれ、
向こうの尾根が色づいてきた。
根曲がりした木の根元を歩いたり・・・
根元が大きく曲がったブナをまたいでいったりも。
木々の間から見える山頂の方は ガスが流れてるようだけど、
気にせず?
ワクワクした気持ちで登って行く。
またロープがあるぞ。
道が濡れている時なら ロープのお世話になることがあるかも。
ここにも迫力のブナがあるなぁ・・・と思いながら登ていってみると、
中が空洞になっていて、小さな赤いキノコがチョコンと生えていた。
『きのこの山』と形が似てる。( ´艸`)
見事なブナがあちらこちらにあって、
それだけでワクワクする。
急登も半分は過ぎたかなぁ。
・・・④へ続く・・・