急な尾根道も半分は過ぎたかな・・・
と思いながら、さらに登り続ける。
迫力のブナに会ったら、幹に触れたりしながら。
木々の間から見えた稜線をガスが流れている。
大丈夫、そのうち きっとガスが取れるはず。
前回登った6月、ツバメオモトがたくさん咲いてたんだけどな・・・と 葉を探しながら行くと、
そのうち 現れた。
苔生した石が ゴロゴロしているところもあり。
西側の景色が見えた。
向こうは雲海だぁ。
苔生した石と木々、いいですね~。
こんな石も。
尾根の右側を歩いたり左側を歩いたりしながら登って行く。
どの辺りだったろうか、1か所だけ道を見失ったところがあった。
先行者も同じように迷ったらしく、道の続きを探して斜面を登った踏み跡があった。
でも、そっちが道ではないことは確かなので、戻ってキョロキョロ辺りを見たら、
道が鋭角にヒュッと上がっていく方にあった。
( 下る時に見たら、私と先行者が迷いながら登った方を塞ぐように枝が置かれていた。)
ここ、雪がたくさん積もるところなのかな。
そろそろ視界が開けてくるころかな?
と思いながら登って行く。
あの紅葉した斜面は・・・水晶森コースの尾根だろうか。
足元の植物の様子からも、だいぶ上の方に来たなという感じ。
ここは・・・道の両側にアカモノの葉。
その少し先は、道の両側に イワナシの葉。
その花が咲くころにも歩いてみたいなぁ。
うわ!
ガスが流れてるのも、これはこれでイイ感じじゃないですか~。
この石があるところ、記憶にあるぞ。
9:48 そうそう、振り返ったところに『春日神』があるところだ。
地図を見ると、春日神から有屋分岐までは
これまでほど急登出ない道が もう少し続くようだ。
あと20分くらい登れば 有屋分岐に着きそうだぞ。
春日神を過ぎたら、辺りが一気に色づいた感じ。
うわ~・・・。
ガスの中に稜線が見えてきた~。
神室山山頂があるはずの方、スゴイ速さでガスが上がって行く。
さっき見えた前神室山の方も、真っ白。
でも、きっとガスが晴れてくるはず、
と思いながら登っていく。
視界が開けたところで 振り返って見た。
ひゃっほ~!
さぁ、もう少しだよ~。
『八幡神』。そしてそのすぐ先が・・・
10:07 有屋分岐。
ここから右に曲がって主稜線の道を山頂へ。
・・・⑤へ続く・・・