14:20 河原宿から八丁坂の方へと下っていく。
この時間になっても 上の方がこんなふうに見えているなんて、
ホントにラッキーな日だったな。
東側に広がる雲海も、そのままだった。
毎度 撮るところを撮り・・・
景色や辺りの植物を眺めながら・・・
ゆっくりのんびり下っていく。
午後の陽の光を受けた葉がキレイで、
あちらこちらで立ち止まっては眺める。
ヤマハハコも 少しずつ綿毛になってきているみたい。
『5/八丁』
足元から山の裾野がのびる先に 田んぼが広がっている景色は、
何度眺めても素晴らしい。
私が あちらこちらで立ち止まっている間に 追い越して行った方たちの姿が
どんどん小さくなっていく。
八丁坂の斜面にも いろいろな植物が生えているのだけれど、
よ~く見たことは無く、
どんな植物が生えているのか よくわかっていない。
視線は 雄大な景色に向いてしまうことが多くて。
登山道のそばに咲く花は チラッと見るけれど。
真っ赤なナナカマドの実のように、
パッと目に入るものは見るんだけどね。
おやっ?
ここに来て 東側からガスが流れてきたぞ。
八丁坂の下まで来た頃には 滝ノ小屋もガスの中。
分岐から滝ノ小屋の方へ入っていくと・・・
小屋、見えた。
ガスが流れ込んできたり晴れたりしているようだ。
小屋の方へと斜面を下る前に、ちょっと白糸の滝を見に行くと・・・
流れている滝の水は 少しだけだった。
石の間にも ほとんど水は流れてないね・・・。
石がゴロゴロした斜面を下り、
沢を渡っていく。
水が流れていない沢を歩いて・・・
朝より乾いた沢を歩いて・・・
もう一つ沢を渡って・・・
15:17 滝ノ小屋まで来た。
管理人さん いらっしゃるかな?と思ったら、
小屋には鍵が掛けられていた。
連休の最終日で 泊まる人がいないのかな。
ということで、登山口の方へ下っていく。
ダケカンバの幹に午後の陽が当たっていた。
次に来る時には、
オオカメノキの葉も色づいているかな。
青と黄の組み合わせは やっぱり素敵だ。
荒木沢の上流側。
青空は見えていたけれど、
東側からガスが流れてきていた。
荒木沢を渡った先の登山道にも 薄っすらガス。
今年は豊作かな?ブナの実。
滝ノ小屋から登山口までは、
距離のわりに 意外と長く感じられるんだけれど・・・
こんなブナが見えてから少し下ると、
登山口が見えてくる。
15:33 無事に下山。
駐車場付近にはガスが流れ、
向こうに見えるはずの外輪も 見えなかった・・・。
帯状にガスが流れているのかもしれないな・・・。
後始末して、さぁ帰ろうか、という頃になったら・・・
わっ、見えた!
しかし!
駐車場を出て下り始めると、また・・・ガスが。
『のぞき』から見下ろす鶴間池もガスの中。
鶴間池小舎、チラリ。
今年は 紅葉のタイミングで鶴間池に行くチャンスはあるかなぁ・・・
などと思いながら下っていくと、
鳥海山に流れるいくつもの帯状のガスが 徐々に増えて行き、
自宅に着く頃には 鳥海山がほとんどガスに隠れてしまっていた。
青空広がる中を歩けたことや
あちらこちらで眺めた素晴らしい景色、
そして 藪に阻まれて引き返した道・・・
こんな日もあるんだな・・・。