さっきより ガスが下がってきた。
ガスの八丁坂を下って下山することになりそうだけど・・・
帰路の途中で振り返って見たら、
きっとガスがとれてスッキリしてるんだろうな。(;^ω^)
陽が傾いてきて、自分の影が下に見えるようになった。
チングルマの穂が、西日に輝いていた。
オヤマリンドウは、午前中とは違って見える。
15:46 河原宿まで下ってきた。
あの道を登り下りしてきたんだなぁ・・・と薊坂を眺め、
次に来た時にも、小屋が倒れずにあるといいなと思いながら眺め・・・
八丁坂の方へと歩いていく。
河原宿から下り始めると急に 湿気を多く含んだ空気になった。
『8/八丁』。八丁坂を下り始める。
ハクサンシャジンの実の殻(何と表現すればよいのか・・・)
八丁坂のハクサンシャジンも、今年見ないでしまったなぁ・・・。
『6/八丁』を過ぎた辺りから、薄いガスが上がってきた。
そこに陽があたると、辺りがぱあっと明るくなるのだった。
下の方、ガスで見えず。
真っ白になるようなガスではないけれど、
モワッと白っぽくなる。
振り返って見る。
モワッとした景色も、これはこれでいい。
登りの時より木々の葉が少し色づいた気がするのは、気のせいだろうか。
『3/八丁』。
『あと一丁』!
左へ曲がって滝ノ小屋の方へ。
トラバース気味に少し進むと・・・
滝ノ小屋に当たる光が、すっかり夕方の陽に。
石がゴロゴロする周りにトウウチソウが咲く道を下り・・・
水がほとんど枯れている沢をいくつか渡り・・・
16:36 滝ノ小屋を通過。
陽はさらに傾き、私の影の脚が こんな長くなった。
フリンジのような樹皮のダケカンバ?。
青と黄の素敵な色の組み合わせ。
荒木沢を渡る所で 見上げたところ。
16:50 滝ノ小屋口に下山。
駐車場には、この日 車中泊するらしい人たちの車が3台。
他の車は 無くなっていた。
帰り道、牧場の近くまで下ってきたところで振り返って見る。
鳥海山、素敵な時間をありがとう。
庄内町まで来た時には、予想通りスッキリと・・・。(;^ω^)