2月 関川しな織センターに しな織体験に行った時、
近くに古民家カフェがあることを知った。
検索してみたら、
このカフェを営まれていたのは、
息子が中学生の時に美術を教えていただいた熊田先生だった。
退職されてから、実家だった所で古民家カフェを始めたのだそうだ。
5月1日から今年の営業開始、
2日前までに予約すると 山菜や地元の食材を使った『季節のおまかせランチ』を食べられるとのことで、
母を誘って 連休後にランチを食べに行くことにした。
が、
その前に一度行ってみたくなり、
この日、予約なしでも大丈夫なコーヒーをいただきに行くことにした。
ここも国道なんだなぁ・・・と思いながら山に囲まれた中の国道345号線を進み・・・
摩耶山の越沢登山口を過ぎ・・・関川登山口を過ぎて・・・
集落に入ってすぐに左折、道なりに少し進むと・・・
あった!
建物の向こうの川の橋を渡ったところに駐車場あり。
車を停め、川の水音を聞きながらお店へ。
こんにちは~と戸を開けると、熊田先生が出ていらした。
玄関を入ってすぐ左手がカフェ。
先生が描かれた油絵が飾られていた。
箪笥、お皿など、眺めているだけで落ち着く感じがするものが・・・。
作業スペースになっている部屋、お茶会をする部屋、
ギャラリーの部屋などがあった。
先生と いろんなお話をしながら コーヒーをいただいた。
のんびり過ごさせていただき、
次に母とランチをいただきに来ることを楽しみに、カフェを出た。
ちょうど玄関を出た時、
山菜を採ってきたらしい妹さんご夫婦が帰ってきたので
作業の様子をちょっとだけ見せていただいた。
子どもの頃、両親が山菜採りに行ってきて、
採ってきた山菜を広げて こんなふうに分けたりしていたなぁ・・・
と懐かしく思いだした。
帰り道、奥にチラッと見えた摩耶山。
今年は登ろうかな。
3日後、実家に寄って母を乗せ、関川に向かった。
途中、両親が山菜採りをしたという場所も見えたそうで、
その頃のことを懐かしく思い出しながら話をする母の顔は イキイキしていた。
緊張気味な様子の母と入っていくと、
ご夫婦で出迎えて下さった。
すでにテーブルには ランチのお膳が置かれていた。
じゃん!
この日の『季節のおまかせランチ』のメニューは・・・
食べ始めて少し経った頃、
揚げたての天ぷら登場。
最後には ダダチャマメのババロアが。
小皿に盛り盛り付けられたご馳走は どれも美味しくて優しい味。( ´艸`)
母と 目の前のご馳走について あれこれお喋りしながらいただいた。
「タケノコ汁と べろべろもち汁は、おかわりできますよ!」
と言ってくださったのだけど、
私も母も すっかりお腹がいっぱいに。
ごちそうさまでした~!
ちなみに、
お店の名前の『けーらぎ』とは もともと『かいらぎ』という言葉で、
ゴロゴロした土地のことを言うのだそう。
集落近くの『かいらぎ』で、
山菜や地元ならではの野菜がたくさん採れるのだそうだ。
ご飯は、
夏になると『豆ご飯』、秋には『栗ご飯』になるとのこと。
季節が変わったら また『季節のおまかせランチ』を食べにいってみよう。
摩耶山に登ってからの『べろべろもち汁』とコーヒーとか・・・
山の景色を眺めながらドライブする途中での抹茶なんかもいいかも・・・。