「なかなか進まない~」
と言いながら、林の中をあちらこちら歩き回り、
立ち止まって 見まわしたり見上げたり見下ろしたり。
そして、
木々に触れてみたり。
あちらこちらを歩き回るので、
振り返ると、自分のトレースが誰か他の人のトレースのように見えたりして。(;^ω^)
ウサギのうんち、マーブルチョコのような大きさ・形。
爪の跡が残っているのは、今朝の足跡かな。
向こうの木と こっちの木の間を往復したのは、リスかな?
あそこでジャンプ?
テンの足跡、
2つずつの足跡だったり、間の2つが重なって3つずつのまとまりになったり。
並んで歩いたのか?
キツネとテンの足跡。
杉林、西から吹きつけた雪で、茶色と白のストライプ模様に、
参道に下りてみた。
東側の林から来て 参道に下りて少し歩き、西側へといったウサギの足跡あり。
そのウサギのものだろうか、
ウサションあり。
けたたましい鳥の声。
「カケスだ!」
と ままふぃ~さん。
しばらく立ち止まって見ていると、真っ青なカケスの姿がチラッと見えた。
その美しい青に感激。
カケスを撮りたかったけれど、映ったのはブナのモジャモジャな枝のみ。(;^ω^)
西側から、また東側の林へ。
大きなブナ
西側半分が無くなっていて、空洞になったところに根が。
幹が2つに分かれているのだろうか。
幹の間の雪に上がってみることにした。
低い方の木は、すでに中が空洞になっていた。
場所が変わると、幹や枝の様子も違う。
このブナの大木の枝は・・・モジャモジャ?!
笹の葉をかじったのは・・・誰?
雪の中でもイキイキ緑色のコケ。
コケ蒸したブナの大木も。
「だいぶ山頂に近づきましたかね~?」
と訊いたら、
「まだまだ~、『吹越神社』がまだだろ~?」
と ままふぃ~さん。
確かに!
近くを車道があるところでは、
車が通っていくのが見えた。
波打つ雪面!
「足跡をつけるのが もったいないね~」
と ままふぃ~さん。
私は 足跡をつけたいと思った。( ´艸`)
ままふぃ~さん、この辺りまで来て、参道を歩き始めたぞ、
と思ったら・・・
また参道から林の方に上がり、車道を見下ろせる方へと歩いて行った。
私も 行ってみよう。
お、ヤドリギが付いたブナの大木だ。
ヤドリギが落ちた跡のコブもたくさん。
コブから芽がぴょこぴょこ。
オレンジ色の実がたくさんなったヤドリギも。
このブナは、幹に捻りが入ってる。
「どうして こんなふうに捻りが入るんでしょうね~」
と ままふぃ~さんに訊くと、
「う~ん・・・苦しいんじゃないのぉ~?」
・・・だって。
思わず大笑い。
とろとろしたクリームのような雪が参道にかぶさっているのを眺めながら少し下ったところに・・・
建物が見えてきた。
「あれは 山伏が修行したところで、あれがトイレで・・・」
と ままふぃ~さんが教えて下さった。
奥に『吹越神社』も見えてきた。
・・・③へ続く・・・