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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/05/25 雁戸山⑤…山形コース~笹谷峠

 

12:22 山形コース・宮城コースの分岐を
      山形コースの方へ進む。

 

分岐からすぐの辺りは こんな感じだったけれど・・・

 

そのうち、
滑りやすい赤土の掘れた道になった。

 

 

 

石がゴロゴロしていたり、水たまりがあったりも。




それでも・・・



雑木林の中の歩きやすい道のところもあって・・・

 

そんなところでは、
立ち止まって 辺りを眺めたり 木々の葉を見上げたりした。

 

もうすぐ関沢コースとの分岐、というところに、ザックを下ろして休憩中の方がいた。
下山地点の刈田岳の駐車場に車を置いてから 笹谷峠に移動してきたそうで、
この日は 雁戸山~南雁戸山を越え、その先の避難小屋に宿泊。
翌日 刈田岳まで歩いて行く縦走だという。


「前々から このチャレンジをしようと思っていたんですけど、なかなかできなくて・・・
 ようやく今回チャレンジです」

そう話して下さったその方は、私より少し年上と言う感じ。

私も まだまだ チャレンジする気持ちを持っていたいな、
という気持ちをいただいた。


しばしの立ち話のあと、少し下ると・・・

12:52 関沢コースとの分岐あり。

ここから笹谷峠駐車場までは、地図のコースタイムで45分。

 

そうなると、何だか このままサクサク下ってしまうのがもったいない気がしてくる。

 

いつも以上に キョロキョロしながら下った。

 

下るにつれ、山形コースと少し景色が違ってきた。

針葉樹や 何とかカンバの木が けっこう見られるようになった。

 

足元には 宮城コースと同じように、マイヅルソウの葉がビッシリ。
その間に ちょこちょことチゴユリやミヤマカタバミがあった。

 

 





 

 

 

 

 

 

涸れ沢をいくつか渡って・・・。

 

 

 

木々の向こうに鉄塔が見えてきたぞ、と思いながら下っていくと・・・




ふと目に入った花が。


サラサドウダンだろうか。
以前見たサラサドウダンより やや花が小さくて赤が濃い感じだけど・・・。


もっと他の所にも咲いているかな~と思いながら下っていったけれど、
他には見当たらなかった。

 

 

 

ヤマツツジの花がたくさん咲いている辺りまで来ると、
鉄塔が大きく見えるようになった。そして・・・




辺りは エゾハルゼミの大合唱に。




これは・・・何の木だろう?
と 立ち止まって葉を見たら・・・




カラマツのようだ。


今まで見ていたカラマツは、みなスッと上に伸びていたけれど、
この付近のカラマツは、強風のためかクネクネ曲がり、それほど高さが無かった。

 

生育する環境に適応して樹形が違ってくるのは、
カラマツもそうなんだなぁ・・・。




何度かエゾハルゼミがぶつかってきて驚きながら歩いた。

 

 

 

笹谷峠駐車場が近くなってきた。

この辺りは散策路が縦横に通っているようで、


『有耶無耶の関跡』とか『六地蔵』とか書かれた案内標示があった。

 

 

 

ハマグリ山が大きく見えるようになったぞ、と思いながら歩いて行くと、

 

『山工高笹谷小屋』に出た。


ちょっと中を見てみよう。

入り口すぐのところにストーブあり。

 

ドアには こんな地図が。

 

アスファルトの道に出たところで振り返ると、
道からすぐ見えるところに小屋があったのだった。

 

朝、駐車場から私が進んで行ったのは、
小屋と反対側にある この左側の道。

あ~戻ってきてしまったなぁ・・・と思いながら駐車場の方へ。


13:30 笹谷峠駐車場に到着。
      朝のスタート時には4・5台だったのに 20台近く停まっていた。

山形神室の方に登った人が多かったのかもしれない。
私が下山してから 山形神室の方へ歩き出した人もいた。

 

空は いつも間にか薄雲におおわれていたけれど、
遠くの山々は まだ白くハッキリ見えていた。


分岐から宮城コースの方へ下っていった福島の方も下山してきた。
「宮城コース、やっぱり長かったよ~」
とのこと。
お疲れさまでした~!


その方に挨拶して 笹谷峠駐車場を後にした。

いろんな花が咲いていて・・・
アスレチックコースみたいなところがあって・・・
蔵王・飯豊・朝日・月山・鳥海山・・・と見渡すことができて・・・

雁戸山、また来たいと思う山だったなぁ。
紅葉の時期とか・・・別の時期にも来てみたいな。