南蔵王にある不忘山。
ここも「そのうち行ってみたい」と前々から思っていた山の一つ。
ようやく自分の気持ちと天気と休みが合ったこの日に行ってみることにした。
朝方まで雨が残りそうな予報だったので、
早出せずに 6時半ごろに出発。
蔵王エコーラインを自分で運転していくのは初めてで
ドキドキしながら進んで行く。
視界が開け、アオモリトドマツの木々が両側に見えるようになったころ、
宮城県に入った。
刈田岳駐車場を過ぎて 右の道へ進み、刈田峠の駐車スペースに着くと・・・
平日にもかかわらず、車が何台も。
何とか1台入れそうな場所を見つけて停めることができた。
準備をして 登山口のある方へ車道脇を歩いていく。
これから歩いて行く山々を眺める。
右側の方から左奥の方へ。
不忘山は ここからは見えず、さらに奥へ歩いて行く。
私のキョロキョロ・ノロノロ歩きで 明るいうちに不忘山まで行って戻ってこれるのか
ちょっと不安はあるけれど・・・
まずは時間を見ながら行ってみることにする。
左に目を移すと、昨年 エコプロのツアーで行った後烏帽子岳も。
今年もツアーに参加して、昨年とはちがうコースで行ってくる予定。
御釜の方へ向かう道を右手に見て、さらにもう少し歩いて行く。
車道のすぐそばにあった花。
ハクサンチドリみたいだけど・・・
葉が波打ってるから、エビネチドリだろうか?
右手に道あり。
なるほど、これが刈田岳の方からくる登山道かぁ。
いつか歩いてみよう。
もう少し歩いて行ったところ、左手に登山口あり。
同じくらいに駐車スペースから歩き始めた宮城の方が、先に登山口から入っていった。
「前回は 時間切れで南屏風岳までだったので、
今回は不忘山まで行きたいと思って・・・」
花がたくさん咲いていて なかなか進まなかったのかもしれない・・・。
私だって、なかなか進まなくなる可能性大だぞ。
この辺りは湿地に近い状態なんだろうか・・・。
木道があったり・・・
掘れた道の土が濡れていて滑りやすかったり・・・。
この辺りからは、
木道だったり 石を敷き詰めた道だったり・・・。
いかにも蔵王という景観。
足元には マイヅルソウのとタケシマランの葉が ビッシリ。
9:10 刈田峠避難小屋への分岐。
せっかくなので、避難小屋を見に行ってみよう。
刈田峠避難小屋。
避難小屋から登山道に戻る途中、
筋がピンクがかったカタバミがあった。
アオモリトドマツを見て 蔵王に来た~と思う。
9:15 登山道に戻ってきた。
では、杉ヶ峰の方へ。
ミヤマハンショウヅルのツボミあり。
なだらかに登ったり下ったりしながら進んで行き・・・
振り返ると、
遠くに刈田岳と神社、そこからクネクネした車道、
右手に刈田峠避難小屋が見えた。
斜面の途中に、赤っぽい石・岩がゴツゴツしたところが。
しばし岩を眺めてから・・・
先へ進む。
この辺り、カエデ類やナナカマドの木が多かったかな。
大きな石が現れてきた。
振り返ると・・・奥に刈田岳。
いい眺めだぁ・・・。
今度は、シャクナゲの道。
その先には マツなども増えてきた。
(名前を知らない植物が多かったかな。)
コケも出てきたよ。
40分近く歩いてきても まだ
車を停めた駐車スペースが見えている。
西側に目を向けてみたけれど・・・
遠くはカスミがかかり、残念ながらハッキリ見えなかった。
そのまま空へ歩いて行きそうな道を行くと・・・
9:40 『前山』の標示アリ。
前山をすぎると、
これから向かう『杉ヶ峰が見えてきた。
何だか目にとまってパチリ。
ヒメイチゲ、すでに種をつけているものが あちらこちらに。
何だか 日本庭園みたいな雰囲気になってきたぞ。
前山の方を振り返って見る。
なだらかに登ったり下ったりが続く。
この黄緑色の花はミネカエデ?
紫色のスミレも あちらこちらに。
ナナカマドのトンネルをくぐり・・・
浮き石の多い道を進み・・・
ここを登りきった辺りが杉ヶ峰かな?
登り切ったぞ、というあたりで振り返って見る。
いい眺めだぁ・・・。
刈田岳の奥に熊野岳も見えてきたね~。
登り切ったと思ったところから
こんなところを進み・・・
こんな道を進んでいくと・・・
下ってきた方がいた。
「不忘山まで?
南屏風岳から 急なところ下って 急なヤセ尾根を登り返すから・・・
気を付けてね~」
・・・はい、ありがとうございます。
10:00 杉ヶ峰。
「いつか あっちの方へも歩いてみたいなぁ・・・」
と思いながら刈田岳から何度も眺めていた杉ヶ峰への道を、
ようやく登って来ることができた。
・・・②へ続く・・・