THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/09/10 祝瓶山・針生平より①

 

今年ぜひ登ってみたい山の一つだった祝瓶山

昨年 熊野山に登った時、
ガスが取れて一瞬見えた  ピラミッドのような山容の祝瓶山に、
私の目は釘付けになった。
そして、
大朝日岳山頂などから眺めて「いつか登ってみたい」と思っていた気持ちが
「そのうち登ってみたい」に変わったのだった。

しかし、
小国の方から登るににしても長井の方からにしても、
独りで往復するのは やっぱり不安。
「そのうち」が いつになるかわからないまま時間が過ぎっていった。

そこへ エコプロのツアーに参加して登れるチャンスが!
猛暑の中 急登を登ることになるけど、とにかく申し込み。
小国川の針生平登山口から鈴振尾根を登って山頂までを往復するコースで登れることになった。
 

ツアー当日の朝、まだ暗い外に出ると  満天の星空が広がっていて感激。
・・・祝瓶山山頂からは 朝日連峰をはじめ 遠くの山々がスッキリ見えるかな・・・
という期待とともに、
3時半頃 自宅を出発。

R7を南下して 村上経由で小国に入り、
R113沿いの交差点そばのコンビニで 長井の方から来るエコプロ車と合流することにしていた。

徐々に明るくなっていく空を眺めつつ運転。
県境を越えて新潟県に入ると、雲がけっこう広がっていた。
しかも、湿度が高くジメッとしていた。

荒川胎内ICを下りてR113を走っていく。
「あれが朳差岳かなぁ・・・あっちが二王子岳かな・・・」などと遠くの山をチラチラ。




5時を過ぎると 東の空も そばを流れる荒川の水面も
オレンジ色に明るくなってきた。

 

あの シュッと尖がった山は どこの山だろうか。

 

山間に入っていくと、
山肌からガスが立ち上っていくように。

 

『道の駅 白い森小国』に寄り、時間調整&ちょっと休憩。


R113から五味沢方面へ入る交差点そばのコンビニで 皆さんと合流。
エコプロ車の後ろについて登山口の方へと向かう。

登山口そばの駐車スペースは それほど広くないとのことで、
手前に車を停めてエコプロ車に乗せていただいた。

車を降りて 準備開始。
私は 一足お先に 登山口そばにあるというトイレへいくことに。

その道のそばにあるノブキが目に入った。
なるほど、花弁らしき花弁がなく、気づきにくい花だなぁ。
実は あんなにキョーレツ?な姿なのに。(;^ω^)

 

気持ちの良い林道をトコトコ歩いて行くと・・・



あった、登山口。
確かに、広くない駐車スペースには すでに車がいっぱい。
登山者だけでなく釣りの人の車もあるようだ。

 

駐車スペースの奥に 登山者カード記載所。

その奥に立派なトイレがあったのだけど・・・
ドアを開けてビックリ、靴を脱いで入るようになっていたのだ。
靴を脱いで ありがたく使わせていただいた。

皆さんの準備が整ったところで・・・

7:48 スタート。
     ガイドⅯさん、参加者の皆さん、よろしくお願いしま~す!




道のそばを流れる荒川。
水がキレイだぁ・・・。

 

スタートしてすぐ、吊り橋あり。
なるほど、これが大石橋かぁ。


「2人以上乗ると揺れるから、
 前の人が3分の2くらい渡ってから 次の人がスタートしてね~。
 向こうで合図するからね~!」
と言って、ガイドⅯさんが吊り橋を渡っていった。

順番を待しながら、前の方々が渡っていく様子を ドキドキしながら見たり・・・

その辺にとまっているトンボを眺めたり。



いよいよ次だ・・・。

ガイドⅯさんの合図があって ゆっくり渡り始めた。


板が真ん中より少し右側に寄せてあるので、
下流側のワイヤーにつかまりながら歩くことができた。
( 板が真ん中にあったら、
  腕の短い自分は 左右どちらのワイヤーも ちゃんとつかむことができなかったかも。)




全員が吊り橋を渡り終え、林の中へ。

 

 

 

 




橋から1分ほど歩くと 大石小屋が見えた。
その手前の河原は、大量の水が流れたような感じだな・・・と思ったら、
2019年の大雨の時に大きな影響があり、

 

大石小屋の手前を 右岸側に渡る。

 

入り口と煙突が見える。

 

すごい量・勢いの水が流れた跡のようなところを歩き、
小屋の後ろ側を通って林の中へ。

 

しばらく  なだらかな道が続くようだ。

気持ちの良い林の中を歩いていると、
「バン!」
という音が突然響いた。
熊除けの音かと思ったけど ちょっと違う感じ。

「あれは鉄砲の音じゃないね~。
 こちらに気づいたクマが 慌てて動いた音だね~」
と ガイドⅯさん。

・・・え、ええ~っ!! ( ゚Д゚)・・・

慌ててクマ鈴を鳴らし始めた。

 

『 → 至 大朝日岳祝瓶山 』






浮き石がゴロゴロしている上に朴の葉がたくさん落ちているところあり。

 

 

 

 

 

朝陽が差し込み、幹に葉の影が映るブナ。

 

立派なブナの木々を眺めながら歩いて行く。





 

水音が聞こえてきたぞと思いながら行くと、
荒川に注ぐ支流の沢のようだった。

 

沢沿いに下りて渡る。

 

 

 

8:19 分岐に来た。
     直進すると 角楢小屋の方へ。

 

我々は 右の道に入って 鈴振尾根を登って祝瓶山へ。

さぁ、いよいよ この先 急登の連続になるよ~。

 

                            ・・・②へ続く・・・