11:18
七五三掛に着いた時点では山頂の方はガスで見えなかったけれど、
これから見えてくるだろう・・・という予想のもと、
もう少し登っていくことにした。
せめて、昨年登った文殊岳までは行きたいなぁ・・・と思いながら。
七五三掛からの木道がツルツル・ガチガチに凍っていたら困るな・・・と思っていたけれど、
乾いた状態だったので ホッとした。
頭上のガスの動きは速い。
どんどん青空広がってほしいな~。
滑り止めのために あらたに金具が取り付けられた木道を登り・・・
両側に丸太を置いた道を登り・・・
その先の急なところを登って・・・
オブジェのような石のあるところで ちょっと立ち止まって景色を眺める。
そして、外輪と千蛇谷の分岐の方へ。
前の外輪・千蛇谷分岐のところで 景色を眺める。
溶岩流の跡、何度見てもスゴイなぁ・・・。
七五三掛を見下ろして眺め・・・稲倉岳の東斜面を眺める。
「ここで景色を眺めながらコーヒーを飲んで 折り返してもいいな・・・」
と思うような景色。
でも、もう少し登ろう。
せめて、すぐ先にある 今の外輪・千蛇谷分岐までは。
外輪・千蛇谷分岐に着くと・・・
やっほ~! 山頂の方が見えてきた~!
初冬の景色、素晴らしいなぁ・・・。
よし、やっぱり文殊岳まで行かなくちゃ!
と 外輪コースを登って行くと・・・
途中、見上げたところに くまとーるさんが!
昨年のこの時期にも お会いしましたね~。
くまとーるさんは、
夜間通行止めになっていない滝ノ小屋口の方からスタートし、
湯ノ台コースを登って新山まで行ってきたところで、
これから千畳ヶ原を横切って 幸治郎沢を登って 滝ノ小屋口に戻るのだそうだ。
・・・さすがです!
私の前を登っていた方、くまとーるさんと同行することのある じゃらさんだそうで・・・
3人で笑ってしまった。
登るにつれ、迫力の景色が。
美しさに、何度も立ち止まって眺めた。
こちらの景色も気になる・・・。
11:54 文殊岳。
流れるガスの向こうに山頂が見える景色も いいですなぁ・・・。
左手に月山森、右手に笙ヶ岳、その間に千畳ヶ原。
登ってきた外輪の道、稲倉岳、紅葉の中島台・・・。
ぐるっと景色を眺めて、また山頂~外輪。
さて、ここからどうしようかと考える。
昨年のように ここで景色を眺めながら昼食をとってから折り返してもいいし・・・
折り返す時間を決めて もう少し登ることもできる。
じゃらさんは、13時に折り返すことにして 登れるところまで登ってみるということで、文殊岳から先へ登っていった。
私は どうしようかな・・・と思いながら、また景色を眺める。
昨年は 文殊岳に着いた時点で13時頃になっていて・・・
それから30分くらい景色を眺めながら昼食休憩にして 折り返したんだったかな。
今回は、昨年より時間的に余裕はあるし、雪も少なくて凍ってもいないし・・・
せっかくだから もう少し登ってみたいよね!
ということで、登り始めた。
じゃらさんの姿は すでに小さくなっていた。
ここはドキドキするなぁ・・・。(;^ω^)
崖に近い方を余裕で?歩いたのは 誰の足跡だろう?
少し前に降った雪は、沈むわけでもなく 凍ってもいない。
雪の状況からしても 時間的にも 伏拝岳までは行けそうだ。
時々 振り返って見る。
じゃらさん、急な所を登り切って南側の景色を眺めてる。
私には どんな景色が見えるだろう。
急な所を登る手前で 上から下ってきた方がいた。
昨年もすれ違った あの方だ。
ピン付き長靴で駆けるように下って行った方。
秋田からいらしたそうで、新山まで行ってきたそうだ。
私より明らかに年上のその方は、軽やかに飛ぶように下って行った。
石が積み重なった急なところを登り・・・
12:33 伏拝岳に到着。
雪が少ないから、今年は伏拝岳まで登ってくることができた。
( サクサク登れば、七高山まで行けたかも・・・)
南側を見下ろした景色、モワモワしたガスが迫力あるなぁ。
下界から見ると、中腹にガスがかかってて山頂が見えてる状態かな?
河原宿、ズーム。
こんなに天気がいいと、もう少しだけでも登って行きたくなるけれど・・・
ここまでにしておこう。
湯ノ台コースを登ってきた方は、七高山を目指すとのこと。
いいなぁ・・・。
あの辺りからの景色も眺めたかったなぁ・・・。
来年のこの時期にも登ることが出来て状況が良かったら、もう少し上まで登ってみたいな。
ということで、
伏拝岳で 景色を眺めながら軽く昼食休憩。
・・・④へ続く・・・