12:53 伏拝岳からの下山開始。
これから下って行く方にガスがかかっているけど、
きっとそのうち流れるだろう。
湯ノ台コースを登って来る人の姿が見える。
滝ノ小屋口はゲートの開閉の時間を気にしなくていいけれど、
早朝や夕方は どんな状況なのか・・・。
心配症の私は やっぱり鉾立から登るしかないか。
霧氷が残ってる。
早朝だったら そこらじゅうが霧氷できれいだったんだろうな・・・。
辺り一面が霧氷におおわれた景色を想像してみるけれど・・・
想像は想像でしかなくて。
二ノ滝コースを登って千畳ヶ原まで・・・というのも
こんな時にはいいだろうな・・・。
( そのコースを独りで歩く勇気が まだ無い・・・。)
河原宿の方を見下ろしてみる。
くまとーるさんは、今頃どの辺りを歩いているのかな。
速いから 八丁坂辺りを下ってるかな。
山頂の方も 何度も振り返って眺める。
雪が残る斜面、草紅葉の千畳ヶ原、紅葉の山麓、庄内平野、ずっと向こうに日本海・・・。
これから下っていく外輪の道を 文殊岳の標柱まで目で辿って見る。
毎度しているように。
急なところを下って 振り返って見る。
「ちょっと下ったら立ち止まって、またちょっと下ったら立ち止まってキョロキョロして・・・
ウサギみたいな動きの人がいるなぁと思ったら!」
と 勢いよく下ってきたのは、konnoshoichiさん。
鳥海山と月山、両方の『SEA TO SUMIT』に参加して完走?したそうだ。
さすが!
そんなkonnoshoichiさんの姿は、あっという間に小さくなっていった。
ここ、
雪が無い時は 全然大丈夫だけれど、
少しでも雪が積もってると 何だかドキドキするなぁ。(;^ω^)
雪があっても大丈夫な誰かさんの足跡。
下ってきた足跡を振り返って見る。
午後になり、外輪の影が千蛇谷に。
反対側の千畳ヶ原。
私があの道を歩いていた時、こんなふうに見下していた人がいたかもしれない。
だいぶガスが上がってきた。
外輪内壁に午後の陽があたっている。
ずうっと眺めていても飽きない。
でも下らなくちゃ。
konnoshoichiさんは、もうあんなところに。
チョウカイフスマだ。
この時期のこんな姿も可愛らしい・・・。
な~んて眺めているうちに、またガスが流れてきた。
おや?
岩の隙間に生えたイワウメの中から ハイマツが。
こういう過酷な環境でも たくましく生きる植物たち、すごい。
13:35 文殊岳まで下ってきた。
ここで しばし景色を眺める。
午後の稲倉岳も いいなぁ・・・。
外輪の影を眺めたり・・・
稲倉岳を眺めたり・・・。
七五三掛が近くなってきたよ、
という辺りからゴツゴツした岩の急な下りがあるので、足元に気を付けながら下る。
外輪・千蛇谷分岐。
チラチラ景色を眺めつつ下り・・・
13:52 七五三掛まで下ってきた。
時間的には余裕あり。
景色を眺めながら ちょっとおやつタイムにしようかな。
・・・⑤へ続く・・・