御田ヶ原付近でお話した方々が、
「文殊まで行けたらいいな~と思って。
文殊までは ここから20分くらいですよね。」
と言って外輪コースへ歩いて行った。
そうだ、私も文殊岳まで登ってみようかな。
(昨年 鳥海ブルーライン閉鎖前に来た時も文殊岳まで登って景色を眺めて折り返してきたことを思い出した。)
11:54 外輪・千蛇谷分岐から 外輪コースの方へ歩き始めた。
ゴツゴツした岩を見上げながら回り込み、
自分が登りやすそうな足の置き場を見ながら登って行く。
岩を一登りしたところから外輪の内壁が見えると
少しテンションが上がった。
こういう登り、楽しくて好きなんだよなぁ・・・。
次の一登りをすると・・・
これから登って行く方は あっという間にガスで白くなった。
その中に 下って来る人の姿が。
千蛇谷を見下ろすと、
雪の上を下ってきている人たちの姿が 小さく小さく見えた。
ガスの中 下ってきた方は・・・
2月11日に鳳来山の山頂手前でお会いして以来の saito_picsさんだった。
千蛇谷を登り、外輪を下ってきたとのこと。
また そのうち どこかでお会いしそうですね。
saito_picsさんの後に下ってきたのは・・・あの方だ。
昨年10月31日、鳥海ブルーラインが冬季閉鎖になる前に来た時 すれ違った方。
少し雪が積もった外輪コースを 長靴で駆けるように下っていくので驚いた。
くまとーるさんが、年に何回か この方とお会いするって言ってたな。
『続ける』っていうこと、
『続けられる』っていうこと、
スゴイなぁ・・・。
文殊岳は あそこだ。
ここを登り切って・・・
12:17 文殊岳に到着。
う~ん・・・ガスが流れる山もいいけど、
できれば山頂の方を眺めたかったなぁ・・・。
水分補給し、おやつを食べながら 地図を眺め・・・
伏拝岳まで行ってみることにした!
もう少し登っているうちに、きっとガスが晴れるタイミングがあるはず。
文殊岳の先には 残雪を歩く所あり。
外輪コースのこの辺りで雪の上を歩くのは初めてだぁ! ・・・ドキドキ・・・
な~んて思いながら雪を眺めていたところに後からやってきたのは・・・
なんと くまと~るさん。
この時間に登ってこられたということは、夜勤明けでしょう。
(夜勤明けで10時頃にスタートして もうここにいる。(;^ω^) )
くまと~るさんは、今年に入って5度めの山頂を目指してきたとのこと。
下りは 千蛇谷コースだそうな。
私が伏拝岳に着いて のんびりコーヒーを飲んでいるうちに、
くまと~るさんは山頂まで行って千蛇谷を下り始めているかも。
そんな くまと~るさんの姿は、
見る見る小さくなっていった。
それにしても・・・
こんなところを歩くの、ホントにドキドキするなぁ~。(;^ω^)
ふと目を向けた南側の景色も素敵だった。
ドキドキしながら雪の上を歩いた後は、
あの梯子だ。
私は ほとんど「千蛇谷を登って外輪コースを下る」時計回りで歩くので、
この梯子のある急な岩場を登るのは初めてだった。
下るよりは登りの方がいいかな、
と思いながら登り切ると・・・
ハイマツの生えた斜面の道の先には、また雪を歩くところあり。
そして・・・そこから少し登ったところに伏拝岳が見えた。
よ~し、伏拝岳まで もうちょっとだぁ。
私の目の高さくらいもあるハイマツの間を抜け・・・
ガスにおおわれた湯ノ台コースの方を見下ろし・・・
ウネウネしたハイマツの幹を眺めながら行くと・・・
12:52 伏拝岳に到着。
う~む・・・もう少しで山頂が見えそうなんだけどなぁ・・・。
ここでコーヒーを飲みながら待っていようか?
また地図を眺める。
・・・ここから30分くらいで御室への分岐まで行けるじゃん。
ここで のんびりコーヒーを飲みながらガスが晴れるのをなっててもいいけど、
御室への分岐まで行ってみてもいいんじゃないか?
ということで、
12:58 伏拝岳から先へ歩き始めた。
伏拝岳を過ぎたあたりから
ツバメ(イワツバメかなぁ?)がシューシュ―と飛び回っていた。
ガスが モワモワ動いてる。
この辺りの石は黒っぽい。
あちらこちらの岩に イワウメの葉がビッシリ張り付いているのが目に付くようになった。
6月中旬くらいには花が咲くかなぁ。
また雪の上を歩くところがあった。
その少し下にはクラックも見える。
あらま! 行者岳の梯子がではないか。
夏道が雪で隠れていて、違う道みたい。
行者岳を過ぎ、その先の梯子があるところを登ると・・・
御室の神社や小屋が下に見えるようになった。
あ、スノーブリッジを歩いている人の姿が見えるぞ。
百宅コースへの分岐、御室への分岐、そして虫穴が見えてきた~。
スノーブリッジの下に、山頂に行って戻ってきた人の姿が。
13:37 外輪・御室分岐に到着。
うわ~い、新山が見えてよかった~。
その新山には 小さく小さく人の姿あり。
御室の神社や小屋も見えてる。
外輪に見えているのは さっきすれ違った方かな?
新山から戻ってきて七高山へと向かう方々は、
祓川から登ってきたのかな。
本日の折り返し地点は ここだな。
外輪・御室分岐付近の大きな石に腰掛けて 軽食&コーヒータイム。
ズラズラと ここまで登ってきちゃったなぁ・・・。(;^ω^)
・・・④へ続く・・・