THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/01/17 鳥海山山麓:開拓登山口より①

 

この日の予報は曇り。
風が少し強そうだったけれど、まずは普通に歩けるくらいのようだ。

この日以降  気温の高い日が続くようだったので、
その前に天気が荒れた後の様子を見たい! と思った。
前回 見に行かなかった横堂付近やその先の月光坂の雪庇がどうなっているか
気になっていた。

でも、
どよよ~んとした灰色の空の下 冷たい西風が吹く中を歩く中を
開拓登山口から歩くのが自分独りだと心細い。
もしやと思い、Hさんにメールしてみると、
南高ヒュッテで 10名くらいの仲間と新年会をやる予定とのこと。
全く独りではないことにホッとした。

出発は7時半頃。
田んぼの雪が だいぶ少なくなってしまった。

 

鳥海山の方は・・・
思っていたより 灰色の雲がある。
私が歩くところは雲の下だけど・・・どんな状況かなぁ。

 

遠くで 雲間から陽が差しているのが見えると、
これから晴れてくるんじゃないかと期待してしまうけれど・・・
そうもいかない感じ。

 

湯ノ台へ上がって行く途中も、一瞬 陽が差し込んで明るくなった。
どんどん空が明るくなっていくといいなぁ。

 

開拓登山口に着くと、車が1台。
準備中の方がいたので挨拶すると、なんとYさんではないか。
今月末の新年会のために荷揚げするのだそう。


Yさんと少し立ち話をした後、
荷揚げ準備がもう少しありそうなYさんより  一足お先にスタートすることにする。

今まずは、登山口の標柱のそばから除雪された雪に上がり、
これから登って行く方を眺めた。
・・・灰色の雲が広がっていた。

 

スノーシューを装着し・・・
9:03 歩き始めた。

丸太の橋は渡れないので、手前で曲がって林道に出る。

 

うわーい! ノントレース!
ガシガシ雪を踏みながら歩いて行く。

嬉しかったり楽しかったりすると、
なるべく汗をかかないように・・・とか 
歩き始めから疲れてしまわないように・・・とか考えずに、
ワシャワシャ動いてしまう。(;^ω^)

沢は まだ埋まり切っていなくて流れが見えた。

 

そしてまた、ここを登ってきた。

 

前回は すぐに夏道を歩いたトレースに合流したけれど、
その時より少~し雪が積もった感じ。
歩けるところを探しながら このまま向こうへと歩いて行くことにする。


細い枝にクルクル・・・。

 

小さな点々が並んでるのがスゴイ。

 

この辺で 夏道に合流。

 

こんなものまでオモシロくて 立ち止まって眺めてしまう。
南高ヒュッテに着くのはいつになるのか・・・。

 

林の中から夏道に入ってきたウサギのトレース。

 

先導してくれてるみたい。

 

雪が解けたものが 冷えて固まったのだろうか。

 

“バンザイさん“も氷の中。
秋のうちに芽を準備して・・・冬を越して・・・春に開くんだから すごいな。

 

おおっ、ちょっと青空が見えるぞ。
どんどん広がってくれ~。

 

最初の急な道を登りきったところからは、
鳥海高原家族旅行村が チラチラ見える。

 

方向を少し変えて進む。




雪が着いた木々がきれい。

 

おっと、道を横切っていったのはテンだな。

 

前回は 登山口をスタートしたのが14時だったので、

 

あちらこちらで立ち止まって眺める、
ということをあまりしなかったな。



やっぱり、いろんなものを眺めながら のんびり歩くのがいいな。

なんて思っていると、

急に辺りが明るくなった。

 

 

 

いいぞ いいぞ~。
このまま どんどん青空広がってくれ~。

 

風雪が吹き下ろすところの木々は、
雪が着いて真っ白。




雪の上に木々の影が伸びる様子もうれしい。

 

うつくしい~。

 

 

小さなネズミの足跡。

 

私の足跡。

 

テンの足跡。

 

道が緩やかになると、
もうすぐ左側に南高ヒュッテが見えてくる。

 

 




風に揺れた枝が描いた模様。

 

前回と同じ、この木々の間を通っていく。
少し積雪が増えたので、ちょっと腰をかがめて。

 

写真ではわかりづらいけど、
沢を挟んだ向こう側に南高ヒュッテが見えている。




さぁ、沢を渡るところは どんな様子だろうか。

 

前回より20~30cmくらい積もっているだろうか。
でも、まだ流れが見えているね。

ドキドキしながら沢を渡り、その先を見ると・・・

夏道のある斜面は、雪の重みで倒れている木々で登りづらそう。

 

ということで、
正面の斜面を少し登ってから 左に曲がって南高ヒュッテに行くことにした。

 

9:47 南高ヒュッテに到着。
     入り口にかけてあるスコップで、少し雪かき。

 

来た道を少し戻って 重い荷物を背負って登ってくるYさんに声をかけた。
「私は 鳳来山の方へ行きま~す!」


Yさんは 背負ってきた荷物をヒュッテに上げた後に一度登山口に戻り、
もう1往復 荷揚げするそうだ。
・・・きっと大盛り上がりの新年会になることだろう。


                           ・・・②へ続く・・・