時刻は９時を過ぎたばかり。
時間は まだあるし・・・
空を見ると、天気はまだしばらく大丈夫そう。
となれば、
ここからの急坂を登って 台地のブナ林を歩きたいよね。＼(^o^)／
沈みこみがあまりなく、登りやすい状況でありがたい。
坂の上部の斜度が増すところで
スキーヤーは板を外してツボ足に。
私もその辺りでスノーシューを外してツボ足で登る。
今回も、数分で月光坂を登ることができた。
斜度が増したところから東側斜面をトラバースしてきたトレースもあった。
これから登る２つ目の急坂の方を見る。
やっぱり雪庇が大きくなった感じだな。
再びスノーシューを装着して登って行く。
この辺りのブナも毎度撮りたくなる。
２つ目の難所は、
急で高さもあり、状況によっては登るのが大変なところ。
手前からワシワシと登った跡もあったけれど、
私は１つ目のモコと２つ目のモコの間から登る。
台地まで あと一登り。
登りやすい状態なのでラッキーだ。
遠く雲海に浮かんでいるような神室連峰を何度も眺めつつ登っていき・・・
２つ目の急坂も登り終えた。
登ってきた坂を見下ろし、
遠くの月山や村山葉山を眺めた。
そして、これから歩く台地のブナ林の方を向くと・・・
見事なブナが並ぶ奥に、真っ白な外輪。
横堂で折り返さずに
台地まで登ってきて良かったなぁ。
強風が吹き向けるのか、
この辺りのブナはクネクネ。
台地に上がって５分ほどで 木々の奥に一本杉がチラチラ見えてきた。
一本杉の方へと進みながら、
ブナの根元や 雪面にのびる影を眺めたり・・・
オモシロイ形の雪に 思わず立ち止まったり。
９：４０ 一本杉まで来た。＼(^o^)／
ここまで来れたのもうれしいんだけれど・・・
まだ青空が広がってて すぐに崩れそうではないし・・・
奥に真っ白な外輪は見えてるし・・・
ここで折り返すなんてことはしないよね。( ´艸｀)
・・・ということで、
もう少し登って行くことにする。
目にとまるブナがあるたびに 立ち止まって見上げ・・・
滑らかな雪面にのびるブナの影を眺めながら斜面を登って行くと・・・
いったん見えなくなっていた外輪が、
奥に見えてきた。
わ～い！ ＼(^o^)／
今頃 あの外輪を歩いている人がいるかもしれないな・・・
なんて思いながらしばし眺める。
外輪、ズーム。
この写真を 帰宅後に拡大して見たら・・・
外輪を歩いている人の姿が小さく写ってた！
空は まだ真っ青。
もっとよく外輪が見えるところに行こう。
なんとなくハクチョウに見えなくもない雪に足を止めたり・・・
枝がウニャウニャしたブナを眺めたり・・・。
わ～い！ ＼(^o^)／
この時の写真も拡大して見たら、
さっきの人の姿が小さく雪煙の中にあった。
キレイな青空が広がってて、まだまだ崩れそうにはないし・・・
真っ白な外輪は見えてるし・・・
時間はあるし・・・
滝ノ小屋まで行きたくなってきた！
・・・④へ続く・・・
