１０時になったばかりだし、
まだ空が雲におおわれるような感じではない。
青空が広がっているうちに滝ノ小屋まで行きたい！
・・・と思うのだけど、
サクサク登ればいいのに、やっぱりいろんなものが目に入って止まってしまう。
パッと見 ダケカンバのように見えるブナ。
生えている場所の環境で、幹や枝の様子は違うね～。
びっしり付いてる芽。
青空をバックに、イキイキしているように感じられる。
東側に出た。
これから登って行くところが見えている。
薄い雲が出てきたけれど、大丈夫だろう。
おや？
スキーのトレースを使って登って行く足跡があるぞ。
( ´艸｀)
空全体に 薄い雲が広がり始めた。
やや急な斜面を登っていき、
振り返って見下ろすと、雪庇。
ずっと遠くには月山。
高い木々がなくなると、
強風が吹き抜ける足元には 風紋。
雪の流れ？の上を歩いているよう。
平坦なところに上がると、
スノーシューの跡がハッキリつかないところが多くなる。
でも、
固いところばかりでなく、吹き溜まりのようになって軟らかいところもあったりするし・・
雪面の凹凸が分かりにくかったりするので・・・
たまに「おっとっと・・・」となったりする。
大きな石が見えてくると 滝ノ小屋は近い。
庄内平野を見下ろしているようなダケカンバ。
この辺りは さすがに冷たい風が吹き抜ける。
滝ノ小屋への看板があるところまできた。
ここから やや右寄りに進んで行くと １分もせずに・・・
滝ノ小屋が見える。
滝ノ小屋は すぐそこなのに、
着くまでには時間がかかる。
どうしてかというと・・・
ここから滝ノ小屋までの斜面にできる風紋を眺めるから。
今シーズンは、やっぱり風紋もハッキリしないみたい。
１０：５５ 滝ノ小屋に到着。
神室連峰も見えてるし・・・
村山葉山の左奥には蔵王連峰も見えている。
鳳来山までかな、と思いながらスタートしたのだったけど、
滝ノ小屋までくることができてうれしい。
雪が少なくてラッセルせずに登れるので、
いつものシーズンより時間がかからずに登ってくることができてる。
・・・⑤へ続く・・・
