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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/02/11 鳥海山山麓・開拓登山口より⑥…大黒台のブナ林を下る

 

足元のいろんな波模様を眺めながら下っていく。

 

目印になったり元気をくれたりしたダケカンバの木々に挨拶。



下っていく先がガスで真っ白だったけど、
自分のトレースが見えているし、地形もわかるくらいの状況なので大丈夫。

 

そのうち、東側の雪庇に 少し陽が差しこんだかと思うと・・・

 

その1分後には ガスが一気に流れて向こうが見えてきた。

 

振り向いた方は まだガスガスだったけど。

 

 

 

 

 

ブナの木々が現れる頃には、さっきまでの冷たい西風がウソのように無くなる。

その分、美しい風紋も無くなるけれど。

 

 

そのまま大黒台のブナ林の方へ下っていってもよかったけれど、
せっかくなので、登りの時に歩かなかったところを歩いてみる。


登って来る時は、向こうに庄内平野が見えてたかなぁ。
それとも、すでにガスで見えなかったかなぁ。

 

 

雪原にトレースをつけながら歩き・・・


大黒台のブナ林の方へ。

 

強風が吹き抜ける辺りではウネウネしていたブナ。
この辺りは すっと伸びているものも。

 

ガスが晴れて真っ白な外輪が見えるかと期待して、

 

何度も振り返りながら下っていく。

 

では大黒台のブナ林に入りま~す。

 

少し前までのガスが晴れ、
青空をバックに枝を広げるブナはイキイキして見える。

 

ブナの影も楽しそうに見える。

 

 

 

「キツイ・・・重い・・・」と思いながら登った ジワジワ標高が上がる斜面。
下りは楽チンかと思ったら・・・
雪が重くなっていて、脚の上げ下げがゼンゼン楽じゃなかった・・・。

 

軽々歩いているようなトレースが羨ましい・・・。

 

それでも そのうちに一本杉が見えてきた。

 

13:34 一本杉に到着。

 

一本杉のそばで、ちょっと軽食タイムをとった後、



 

ガスが晴れて姿が見えるようになっていた外輪をちょっと眺め、
また下り始めた。

 

あたたかな陽ざし。重くなっていく雪。

 

登りのトレースをそのまま下れば楽なのかもしれないけれど、
トレースの上を歩くと 意外と足に衝撃?があるので、
トレースの無いところを下った。

 

木々の向こうに景色が良く見えるようになると、
大黒台のブナ林も そろそろ終わり。
嬉しいような寂しいような。

 

もうすっかり落ちてしまっているかと思った霧氷。
まだ残っていて 午後の陽にキラキラ光っていた。

 

 

 

では、大黒台の先の急坂を下りま~す。

 

キラキラ光る霧氷を眺めたり、

 

鳥海高原ライン側を眺めたりしながら。

 

ズンズン下る。

 

ふと見ると、
鳥海高原ラインの車道を歩いている人の姿が小さく見えた。

 

どこから登ろうか迷って 一歩一歩蹴り込みながら登ったところも・・・

 

下りはズンズン。

 

 

 

なだらかな雪庇を歩いて 振り返ると・・・

 

奥に外輪がチョコンと見えた。

 

さぁ、月光坂にきたよ。


どうやって下ろうかな?
山形の方が言ってたみたいに尻滑りで?
スノーシューのまま?
それとも スノーシューを外してツボ足で?

 

                     ・・・⑦へ続く・・・