THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/05/30 自然博物園ガイドウォーク②

 

ブナ広場まで来た。

午後の陽が差し、午前中に来るのとは違う雰囲気。


時間帯や 陽の差し方で変わる雰囲気を感じながら歩くのも楽しい。

 




地衣類やコケでおおわれたブナ。








この辺りの雪も ほとんど解けてなくなっている。
「あと2・3日かな~。いや、4日くらいかな~」


木道のわき、雪の重みで傾いている木々の下には、
たくさんのサンカヨウが 花を咲かせる準備をしていた。

木道を進み、周海沼の方へ。

古木に生えたヤシャビシャクが たくさんの実をつけていた。




近くにある倒木にもヤシャビシャク。
花の中に 何か虫がいるのが見えた。




「花粉を運んでいたのはアリだったか~。
 風媒花だと思っていた~」
とⅯさん。




その近くに、あらたに倒れたという木。
野鳥観察小屋の屋根に いくつもの傷や凹みがあった。
倒れた時は 物凄い音が響いたに違いない。




Ⅿさんオススメの『湯殿山神社 遥拝所』へ。

 


久しぶりに会った『トチノザウルス』。


遥拝所は この向こう。

 

「遥拝所は撮っちゃだめだよぉ~」
と言われたけれど、景色がきれいだったのでパチリ。

 

その後、トチノザウルスに登る。
・・・あれ? こんなに細い枝がたくさんあったっけ?




トチノザウルスの背中。




トチノザウルス、登らせてくれてありがとう。

 

それにしても スゴイ木だ。

 

では、戻りましょう。

 

ふと見上げた時に目に入ったトチの葉。
何だかオモシロイ。


これから少しずつ開いて・・・

こんなふうに大きく葉を広げるんだね。



この掘れたところも、雪が遅くまでのこるところ。

右側に水音を聞きながら 緩やかに下っていき・・・

途中、沢を近くで眺められるところに立ち寄り。




「『X』になっている流れがあるのも、
 この時期限定だよ」
・・・なるほど、雪解け水がある時に見られるってことか。

そういうところまで観てるってスゴイな。


玄海に戻り・・・

ふたたび湿地に来たのは 15時半過ぎ。
ミズバショウの葉が陽の光に透けてキレイだった。




ハウチワカエデの葉にも 陽が差して。

 

ヒュ~ンと曲がった細い枝先に花を咲かせたムラサキヤシオ、可愛いな。

 

この辺りは、これからが花のピークなんだね。




分岐から 石跳沢の方へ下っていく。





 

 




斜面を下り切ると、近くの木で鳴く鳥の声が聞こえた。

 

立ち止まって 声のする方を目を凝らして見る。
・・・あの辺りか?

鳥も 覚えたいんだけれど、
なかなか覚えられない・・・。


石跳川の水音が大きく聞こえる道をネイチャーセンターの方へ。




ギュウギュウひしめき合ってるようなカタバミ
これがみんな開いた様子をみたいなぁ。

 

 

 

石に生えたコケにもカタバミ




毎度眺めるカワクルミの大木。
木のあちらこちらに いろんな植物が生えてるんだよね。

 

 

 

沢の上に巣を張っている途中のクモ。
水生昆虫を捕まえようとしているのかな。

 

そういえば・・・
今年はまだ リュウキンカの花を 近くで見てなかった気がする。

 

花弁も雄しべも雌しべも みんな黄色だぁ。




この花が開いて行く様子を 眺めていたい気もする。



いやいや、それは日が暮れてしまう・・・。




向こうのリュウキンカの方も見にいこう。



ここでは・・・アカガエルのオタマジャクシが元気に動いていた。

 

リュウキンカの花が増えた気がするぞ?
と思ったら・・・


細長くてシュッとした葉の植物(名前を忘れた)を刈ったら、
リュウキンカが 一気に増えたのだそうだ。


早く花が咲いたものは、もう実をつけてる。

 

青っぽいピカピカの虫と 赤社色っぽいピカピカの虫、アリも来てる。

知らないから意識を向けていなくて 目に入らないだけで、

たくさんの生き物がいるんだなぁ・・・。

 

サクラの花びらがキレイ。

 

玄海広場のミネザクラは 花盛り。

 

ツボミもあって、まだまだ咲きそう。

ミネザクラを眺め・・・

ネイチャーセンターに戻って ガイドウォーク終了。
Ⅿさん、ありがとうございました!