二王子岳に初めて行ったのは 一昨年の5月中旬。
M子さんとTKくんと3人で 残雪と新緑の時期に。
山頂から 目の前に屏風を広げたような飯豊連峰がドド~ンとあって感激した。
今回は、
新発田市の先輩Mさんがご一緒して下さった。
朝3時過ぎに自宅を出発。
朝から晴れの予報だったけど、空は雲におおわれているところが多かった。
新発田市に入ってから撮った二王子岳。
曇り空だけど 山はスッキリ見えていた。
飯豊連峰も見えるといいなぁ・・・と思いながら向かう。
集落を過ぎ、ちょっとドキドキするような山道をクネクネ登って・・・
自宅から3時間、6時過ぎに二王子神社近くの駐車場に到着。
Mさんから「日曜日は 朝から駐車場がいっぱいになるよ」と聞いていたけど、
その通りだった!
私が着いた時に すでにたくさん車があったけど、
その後も 次々と車がやってきた。
市街地から近くて 山頂から飯豊連峰の展望がよい二王子岳、
人気だなぁ。
駐車場から 二王子神社の方へ。
そばにあるキャンプ場の方にも車がいっぱいだった。
公衆トイレに入り、登山口で登山届を書いて・・・
7:20 登山口をスタート。
歩き始めは、杉林。 前回は ここに朝日が差し込んでキレイだった。
登山道わきを流れる沢の水音が心地よい。
大きな石も あったりして。
一合目。
杉の大木の根元に ツクバネソウ。
辺りにはチゴユリも。
石の上に座るように生えたカワクルミ。
すっかり石と一体になっているように見える。
カワクルミの実、落ちてしまってるね。
また大きな石。これは・・・
『神子石』と呼ばれる石。
二合目。水場で小休止。
急坂に作られた木の階段を 一歩一歩登っていく。
ずうっと階段を作ってあるのがスゴイ。
カンアオイの仲間かな。
私がよく見るものとは花が違う。
( Mさんは、花が枯れているんじゃないかと言っていたけど、
違いますからね。(;^ω^) )
雑木林から、徐々にブナが多い林に。
ハルエゾゼミの声が林の中に響いていた。
三合目。
一王子避難小屋。
杉とは思えないような枝分かれの仕方をした木。
派手な虫! 蛾か何かの幼虫だろうか?
三合目付近のサンカヨウは すでに実ができ始めていた。
この先に花が咲いているといいなぁと思いながら進む。
ズダヤクシュ。
ちょっと下向きに咲く小さな花が可愛い。
残雪の下は こんな道だったんだな~
と思いながら登っていく。
登る時期が違うと 山の様子・雰囲気が全然違う。
その山の いろんな時期の様子を知ることができるってうれしい。
道の両側に咲く花たちを眺めながら のんびり登っていく。
チゴユリ、ツクバネソウ、ミツバオウレン、コシジオウレン、イワカガミ、
シラネアオイ、サンカヨウ・・・などなど。
他の山のように、二王子岳も今年は雪解けが早かったのだろうか。
少し前まで雪が残っていたのかな、というところには、
雪解けとともに咲き始める花々が 可愛らしい姿で花を咲かせていた。
ウワミズザクラの花に来客アリ。
四合目。
日差しは残念ながらなかったけど、この辺りもブナの林が美しいところ。
カンアオイの仲間の葉。
同じ日本海側の山だけど、私がよく登る山々で見かけるのとは
花も葉も違う。
イワウチワの花は ほとんど終わっていて、
あちらこちらにイワカガミが。
・・・というふうに、
前回 5月中旬に登った時の様子を思い出して 比べてみたり・・・
地元の山々と違う 二王子岳の様子を眺めてみたり・・・。
この辺りも、前回は残雪歩きだった。
登山道を整備して下さっている方々に感謝しながら登る。
10:00 五合目。定高山。
三等三角点と・・・
積雪を計る柱あり。
今シーズンは、どのくらいまで雪が積もったのかなぁ・・・。
ここで五合目。
ちょうどお昼頃には山頂に着けるといいんだけど。(;^ω^)
気温は高め、けっこう汗をかいてますよ~。
・・・②へ続く・・・