晴れ予報の土日、月山も鳥海山も登る人が多いだろうな・・・
どうしようかな・・・
と思っていたところに、Yさんから 村山葉山へのお誘い。
「行きます! よろしくお願いしま~す!」
月山に登るたびに眺め、いつか行きたいと思っていたのだった。
Yさんも村山葉山に登るのは初めてだそうで、
この日は、葉山市民荘向かいの駐車場に車を停めて畑コースから往復することに。
自宅から駐車場までは約2時間。
キョロキョロしながら コースタイムの1・5倍かけて のんびり歩くので、
朝7時には駐車場をスタートできるように 5時頃自宅を出発。
R112の寒河江市宮内から 458号線に入って しばらく進むと、奥に村山葉山の稜線が見えてきた。
おお~っ、あそこを歩くのか~。
そこから 熊野川を渡ってクネクネ・・・クネクネ・・・と走り、葉山市民荘に到着。
市民荘は、外壁の工事中だろうか。
白いシートにおおわれてはいるけれど 中は使用可能。
白いポストに登山届を書いて入れた。
そして・・・これが『長命水』。
絶え間なく流れる水の音が、辺りに心地よい音を響かせていた。
そばにはクルミの大木があり、
実がザランザランとぶら下がっていた。
うん。ワクワクしてきたぞ~!
7時、葉山市民荘前をスタート。まずは車道歩き。
濃いピンク色のツリフネソウとともに、
色鮮やかな青紫色のトリカブトが あちらこちらに咲いていた。
あの、奥に見えてるところを登ってくんだよね?
登山道らしきものが斜面に見えてるよ。
右の杉林の方へ入って行く道は、立岩コース。
左の畑コースへ進む。
じわじわ登る林道。
ヌスビトハギ。
おはよ!
右前方に、キャンプ場あり。
ふと振り返って見ると、大根畑の奥には雲海のようなものが見えた。霧のようだ。
朝霧は晴れ、だね。
お、あれは月山じゃないですか!
月山の東側にも霧の海。
庄内側から見る月山はガスにおおわれていたけれど、山を越えたら晴れてる。
葉山市民荘前をスタートして30分ほど歩いて ようやく登山口。
ちなみに 同じくらいにスタートした方たちも 少し前に追い越して行った方たちも
すでに姿が見えなくなっている。
我々は、キョロキョロしながら のんびり歩き。
登山口から入ってしばらくは、石と滑る土の道。
途中、トチの実がたくさん落ちていた。
見上げると、大きなトチの木あり。
カラマツの木々が生えていたりも。
ジメジメした道、ヒンヤリした空気の中を登っていく。
右に少し入ると『こいと』という水場があるそうだけど、パス。
道の両側に 実を付けたユキザサが。
しばらく登っていくと、今度はブナ林の中の急登に。
美しいブナの木々に見とれながら登っていく。
『見返り坂』、標高1135m・・・か。
登山口の標高が800mと少しだったから、300~400m標高を上げたのかな。
なんとか踏ん張っている感じのギンリョウソウ。
登るにつれ、朝日が差し込むようになってきた。
朝日が差し込むブナ林、素敵だ・・・。
苔むした石の道もある。
ブナ林の美しさに感激しながら急坂を登っていくと・・・
『一服台』に。
まだまだ急坂が続くよ~。
・・・②へ続く・・・