尾根の東側に下りたところで ちょっと一休みし、
下ることにした。
鳳来山の急斜面を下っていく。
もっと雪があったら、モフモフ下ることができるんだけど、
ヒジョーに下りにくい。
やっと急斜面を下り切ったぞ~と思いながら歩いていくと・・・
どの辺りでだったか、
急に辺りがガスに包まれた。
ガスが流れる景色は幻想的できれいで好きなのだけど、
寒いので ゆっくり立ち止まって辺りを眺めることはせずに
どんどん下っていく。
鳳来山が見えるはずのところで振り返ると、
ガスで見えなくなっていた。
風が強くてガスが流れる中で私が独りで歩いていることを、
Hさんは心配して下さっているかもしれない。
私が独りで歩くことを
いつもハラハラして心配して下さっているそうなので・・・。
新年会をしているところに顔を出すのは申し訳ないけれど、
南高ヒュッテに寄って無事を報告しようと思った。
それにしても・・・
ガスの流れる林が きれいだなぁ・・・。
ブナの樹皮、
東側には地衣類がいっぱい。
強い風のあたる西側はツルツル。
ブナの樹皮を見れば おおよその方角がわかるじゃん!
と思ったのだけど・・・
月山・姥ヶ岳・湯殿山の山麓のブナ林では そうではなかったな。(;^ω^)
尾根を離れ、細い木々の林の斜面を下っていくと、
もうすぐ 南高ヒュッテが見えてくる。
・・・⑤へ続く・・・