THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/01/17 鳥海山山麓:開拓登山口より⑤

 

12:35 西側から回り込んで南高ヒュッテの入り口に着いた。

ドアの前に立つと、
「お帰り~」
という声が中から聞こえた。

ドアを開けると、
Hさんがストーブに薪をくべているところだった。

 

特別 心配していたという感じではないHさんの様子に ホッとした。

そういえば・・・
尾根では あんなに冷たい風がビュービュー吹いていたのに、
南高ヒュッテの周りは ほとんど風が無く穏やかなのだった。

 

新年会の会場は2階のようだ。

 

巻きストーブで暖かい小屋、いいなぁ・・・。


ストーブの近くに座って、
鳳来山付近や横堂付近、月光坂などの様子の報告したあと、

デザートのお裾分けあり。
ありがたくいただきま~す。

それだけでなく
「これからコーヒーを淹れるよ~。
 せっかくだから 2階にどうぞ~」
とお誘いいただき、2階へ上がっていった。
「突然おじゃまして すみませ~ん」

初めての南高ヒュッテの2階の様子に興味津々。

三角屋根の傾斜の天井には 立派な梁。
西側の壁には マットや毛布、上敷き、荷揚げされたもの・・・などが整然と並んでいた。

1階からのびる煙突。

 

南側と北側にある窓から外の景色が見える。





上敷き・毛布を敷いた上に置いたテーブルを囲んで  みなさんが座っていた。
「もう少し早く来れば、ナメコ汁があったのにね~」
2つのガスコンロの上の鍋の中身は ナメコ汁でしたか。

季節ごと、皆さんで登ってきて 芋煮汁、寒鱈汁、ナメコ汁・・・などで
ワイワイ楽しく会食しているのだそうだ。

水場から汲んできたという水を沸かしたお湯で淹れて下さったコーヒー。
どなたかが背負ってきて下さったロールケーキ。

それだけでなく、
紙皿にキレイに盛り付けられたご馳走までいただいてしまった。
鳳来山の山頂から少し下ったところで おにぎりを1つ食べただけだった私は、
とっても美味しくいただいた。
ごちそうさまでした~!

会食後、窓を開けて会場の後片付け。
北側の窓の外は、例年なら屋根から落ちる雪で景色は見えないそう。
今年も 窓の向こうが見えないくらいに積もるだろうか。


片付けが終わると1階に下り、
ザックを背負って外に出た。

Hさんはじめ、新年会をされていた皆さん、
ありがとうございました!

14:00 みなさんに挨拶し、一足先に南高ヒュッテから歩き出した。

 

登って来たときの自分のトレースをたどって水場まで下る。


次に寒波が来て雪が降ったら、
水場も埋まるかな・・・。

 

水場を越えて 向こう側の斜面に上がってからは、
トレースの無い林の中へ。

 

 

雪がとけて流れる樹幹流を眺めたり・・・



地衣類を眺めたり・・・

 

あちらこちら歩いた。

 

一つ東側の尾根を歩いたこともあったな。



下りは、踏み固められたトレースを歩くと膝や腰に響いて歩きづらいので、
トレースの無いところの方がラクだ。

 

粘り気のある?雪。



こんなのが あちらこちらに。( ´艸`)

 

 

 

 

この斜面も、歩けるところを探しながら モフモフ下る。

時には 枝をくぐったり跨いだりしながら。

 

 

風雪なんかへっちゃら、という感じのキブシ。





 

 

 

振り返って見る。




流れる灰色の雲の隙間から 

 

時折 陽が差した。





もうすぐ車道に出る。
真っ直ぐ車道の方にのびているのは Hさんたちのトレース。
その少し手前の左側から合流しているのは私の朝のトレース。

 

せっかくなので、
戻りは さらに手前から左側に(夏道の方に)入ろう。

 

冬でも元気な地衣類をしばし眺める。


駐車スペースに戻ると、間もなくHさんたちご一行も到着。
スノーシューを外し、後始末をし、
みなさんに挨拶して開拓登山口を後にした。


帰路、途中で鳥海山をパチリ。
上の方は灰色の雲に覆われていた。


上の方が灰色の雲に覆われていた鳥海山とは反対に、


月山の方は スッキリ晴れていた。