9:58 定刻で列車は出発。
待ちに待った秋田内陸縦貫鉄道・秋田内陸線の乗る時が来た~。\(^o^)/
全線運転再開2日目、そして三連休の2日目、
列車の中には たくさん乗客がいて、
その中でも多かったのは、台湾からの観光客と思われる家族連れだった。
一番前で景色を眺めていたかったけど、
入れ替わり立ち代わり前に来て写真を撮る方たちがいたので、
ドア付近のちょっと後ろにいることにした。
やっぱり 前で撮りたくなるよね~。

出発して間もなく、奥羽本線と分かれて 内陸線は左へカーブ。
視界が開けると、
右前方に真っ白な秋田駒ヶ岳が見えてきた。

2018年・2019年・2020年と、今まで3度、登米市のⅯさんから連れていっていただいた秋田駒ヶ岳。
最初の時は 国見温泉の方から登り、ガスと強風の中を歩いたんだよね・・・。
2度目は 8合目の方から。花がいっぱいで立ち止まってばかりだった・・・。
3度目は 男岳から女岳の方へも歩いたな・・・。
なんて思い出しながら 歩いた辺りをちょっと目で辿ってみた。

この先でR46の下をくぐる。

川を渡る。
上流側の奥に秋田駒ヶ岳が見えるの、いいなぁ。

10:08 最初の駅、『羽後太田駅』が見えてきた。

なるほど、『秋田駒ヶ岳 眺望の駅』かぁ。


この辺は 線路が高くなっていて、R105の上を横切って行く。
地図を見たら、秋田内陸線は R105を何度も横切ったり並走したりしながら
鷹巣駅まで一緒に走って行くのだった。

踏切の向こうに 次の駅『西明寺駅』。

秋田内陸線のHPには
西明寺駅の駅名は、駅の北側にある大国主神社を建立した西明寺時頼(鎌倉幕府 第5代執権 北条時頼の隠退後の別名)に由来する
と書かれていたよ。

桧木内川だろうか。
桧木内川は、辺りの山々からの沢を集め、雄物川水系玉川に注ぐ支流だそうで、
玉川が合流した雄物川は 日本海まで流れていくんだな・・・。

この辺りは 両側に田んぼが広がっている。

山が近づいてきたところで、次の駅の案内あり。
雪が増えてきた感じ。

10:18 『八津駅』。
線路が分かれてるところを左へ。
信号は『赤』。

ということは・・・と期待しながら待っていると、
来た! 急行もりよし。

“3兄弟”の中の『笑EMI号』。AN-8905。

この辺から山間部。
トンネルがいくつもあるみたい。

このトンネルの向こうに 次のトンネルが見える。

トンネルの先の両側は杉林になっていて、
その先に次のトンネルが見える。

次のトンネルの手前、けっこう高いところを走ってるぞ?
と思ったら・・・

下を川が流れていた。
これも桧木内川。

トンネルを出て間もなく『羽後長戸呂駅』。
『戸呂』は『瀞』が転じたもので、川の流れが静かで深いところ
だそう。
少し進むと 広いところに出た。

次は『松葉駅』。
人がたくさん待ってるぞ?

と思ったら・・・
なるほど、『田沢湖 入口』って看板に書いてあった。
(乗ってきた人は ほぼ台湾からの方だったよう。)

この辺、線路脇の雪が多いな~。
静かに流れる桧木内川を眺めながら 進むと・・・

トンネルあり。

少し先に見えてきたR105の下をくぐっていくと・・・

10:34 『羽後中里駅』。

『中里のカンデッコあげ』のポスターあり。

「豊作・縁結び・家内安全などを願う小正月行事」
「県指定無形民俗文化財・国記録選択無形民俗文化財」
とも書かれていて、
中里塞之神堂前、推定樹齢470年・樹高約16mの桂の木のところで行われるそうだ。

トンネルを2つ抜けると・・・

列車がゆっくりになり・・・
こんな景色の所に来た。
赤い橋はR105だろうか。

向こうから こちら側を撮る人もいそうだな。
次の駅は『左通駅』。
駅までの道をショベルカーで除雪しているんだな。
すごい積雪量だ。

まともに撮れなかったけど、
左通駅の駅舎は、カワイイ三角屋根だった。

白いモコモコがいっぱいの桧木内川。

次は『上桧木内駅』。
上桧木内では 毎年2月10日に『紙風船上げ』が行われ、
3~8mもある紙風船が100個以上もあげられるイベントがあるそうだけど、

今年は大雪でしばらく運転中止。
除雪作業が難航したため、
2月10日までに運転再開が間に合わなかったということだ。
R105を通って車で行くのも 雪で大変だったかも。


10:48 トンネルのすぐ手前に見えたのは『戸沢駅』。
仙北市最後の駅だそうだ。

次の駅からは 北秋田市になるんだな。
それにしても、この辺は雪が多いな~。
海沿いと内陸の山間部では、こんなに違うんだな~。(山形県もそうだけど)

見えてきたのが『十二段トンネル』だな。
十二段峠を貫く秋田県内最長のトンネルで、5697mあるそうだ。

トンネルをぬけるのに5分くらいかかっただろうか。
トンネルの途中で 仙北市から北秋田市に入ったはず。

十二段トンネルをぬけたところに『阿仁マタギ駅』。
乗客が何人かいるぞ。

阿仁マタギ発祥の地で、マタギ資料館もあるようだ。
打当温泉マタギの湯やクマ牧場、日本の滝百選の第2位に選ばれた安の滝もあるとのこと。
時間的に余裕があれば、下車して観に行ってみるのもおもしろそう。

阿仁マタギ駅を出て少し行くとトンネルあり。

やや長めのトンネルのすぐ先にあったのは・・・
11:01 『奥阿仁駅』。
この駅から徒歩15分くらいのところに、森吉山の戸鳥内登山口があるらしい。

そして 奥阿仁駅と次の比立内駅との間にある『阿仁川渓谷』が絶景ポイントのようだ。
運転士さん、橋梁でスピードを落として徐行運転してくれる。

一斉に乗客が窓から下を見下ろす。
私がいるところも スマホやカメラを構えた人たちでいっぱい。

ドアの窓から見下ろすと、けっこう高さがあった。
トンネルが見えてきた。

トンネルを出てすぐに・・・

橋。
ギュウギュウ人が押し寄せ、
見ることができたのは こんな景色。高い!

阿仁川は 米代川水系の一級河川。
仙北市との境にある山からの打当からに比立内川が合流して阿仁川になり、
さらに小又川や小阿仁川が合流。
鷹巣盆地で米代川に合流し、日本海に注ぐのだそうだ。
右前方に見えているのは R105だろうか。

秋田内陸線と 国道105号線、そして阿仁川は、
あちらこちらでくぐったり越えたりしながら
一緒に鷹巣まで行くのだった。

絶景の阿仁川渓谷を過ぎて間もなく・・・
11:06 見えてきたのは『比立内駅』。

旧国鉄阿仁線の終点駅だったところで、急行もりよしの停車駅の一つだそうだ。
残念ながら この時は向こう側から列車は来なかったけれど、

線路を渡ってきホームに来たお客さんがいた。

この地区もマタギ集落の一つだそうで、
そういえば『てつたび』の中で、中井精也さんが比立内駅に入っていくと
無人駅の待合室内にコワーキペースがあり、そこでITエンジニアの方がリモートで仕事中だった。
マタギ文化を学びたくて東京から移住して来たという方だったな。
現在は そのコワーキングスペースに
地域の人たちが共同で使える漬物の加工所・直売所、カフェバーなどの機能も加えた
『阿仁比立内がっこステーション』という場所になっているそう。
「発想次第で いろんなことをやってみることができる」
ということなんだなぁ・・・。
・・・③へ続く・・・