『水呑ノ池』のそばを通り・・・
道は東へと続いている。
ここが、水呑ノ池に注ぎ込む湧水の沢。
池の西側に移された祠や碑は、もともとこの辺りにあったようだ。
緑の林の中に フタリシズカ。
朝は灰色の空の下を歩きだしたけれど、
昼を過ぎて 少し陽が差し込むようになった。
尾根に上がっていく。
登るにつれて ブナが多くなってきた。
足元にマツの葉がいっぱいあるなぁと思って辺りを見ると、松の木が。
「アカマツは 尾根に生えるんですよ」
と Oさんが教えて下さった。
確かに、今まで歩いた山でも そうだったなぁ。
尾根に沿った道をさらに登っていくと、
びっくりするようなブナの大木が多くなった。
斜面には、すっとのびたブナの高木も。
エゾハルゼミの抜け殻 発見。( ´艸`)
ブナの樹齢は 250~300年と言われているけれど、
昔 参拝者が歩いていたころは、この道は どんな様子だったのだろうか?
陶器でつくられているという祠あり。
その後ろには御神木と思われる大木。
(何の木か わからない状態になっていたけれど・・・)
陶器で祠をつくるのもスゴイし、
できた祠をここまで運んできたのもスゴイ。
( 土に埋もれていたのをOさんが見つけて掘り起こし、
元の場所に置いたのだそう。)
この祠から さらに
ブナの木々を眺めたり 覆いかぶさる笹をかき分けたりしながら
登っていく。
やっぱり こんな機会じゃないと・・・
自分独りでは歩けない道だな。(;^ω^)
湯ノ台道と合流。
右奥から登ってきて・・・左側へ少し下ると南高ヒュッテ。
木々の葉が生い茂った時期にここを歩いたことはなかったので、
初めての道を歩いているような気分だった。
南高ヒュッテに到着。
Hさんが作られたのかな?( ´艸`)
では、小屋の中に入って一休み。
・・・④へ続く・・・