木々の間から見える向こう側の尾根は、上の方にガスがかかっている。

これから登っていく方にも、ガスがかかっているだろうか。


登るにつれて、雪が あちらこちらに見られるようになってきた。


振り返って見る。
どちらを向いても、下から緑・黄・オレンジ・・・のグラデーション。

こ、こんなところも あるんだっけ?

雨が まだパラパラと降っていたけれど・・・

西側に少し青空が見え、

足元に陽がさしてきた。


石も落ち葉も濡れている急な下り、ドキドキ。

苔生した大きな石に濡れた落ち葉がのっかっているところもドキドキ。

半透明のゼリー状のものは、キノコの仲間?

さらに登っていくと、うっすら雪が積もった道に。


滑る大きな石が積み重なっているところも。

「戻りは ここを下るなんて、イヤだぁ~」
と思う気持ちもあるけれど、

「この先の景色を見たい」という気持ちが

足を前へ前へと進ませる。


段差がある上に 足の置き場が 見つけにくいところでは、悪戦苦闘。
でも・・・

登っていくにつれて ますます素敵な景色が見えるので、進む。

先に登っていったTさんたちが折り返してきたという「不動滝が見えるところ」まで
ってみようか、ということになった。



尾根道になり、辺りの様子が変わった。


雪と色づいた葉の組み合わせが 素敵に感じられて

足元を見ながら歩いたり・・・

灌木が少し低いところから 背伸びして向こう側を見て

ガスが流れる紅葉の斜面に感激したり。

来て良かった~! \(^o^)/ ・・・と思いながら進む。


あれは・・・笙ヶ岳の斜面?

見晴らしの良いところから、しばし景色を眺める。




馬ノ背の尾根が向こうに見えるけれど、
この状況では やはり月山沢の渡渉点を渡れそうにはない。

尾根の下の方からは、ゴウゴウと水が流れる音が聞こえていた。

素晴らしい景色を眺めることができて満足!

もう折り返してもいいな・・・と思うくらいだったけど、

せっかくなので、不動滝が見えるところまで行ってみることにした。


おお・・・あれが不動滝かぁ・・・。

しばし滝を眺め・・・

戻ることにした。



山は いつでも、
その日その時だからこその景色を見せてくれるなぁ・・・

そんなことを また思った。
・・・⑥へ続く・・・