体調がイマイチの日ではあったけれど、
天気はいいし、ここからは 急なアップダウンは無いし、
七高山まで行ってみようかという気持ちになった。
花の時期と紅葉の時期の間の平日、歩く人の少ない外輪。
静かだ・・・。
振り返って見る。
千蛇谷の雪渓は、ほぼ無くなっている。
ポツンポツンと 小さく人の姿が見える。
雄大な景色の中に 小さく人の姿があるっていうの、
やっぱり好きだなぁ・・・。
今 自分も、そんなふうになれているかな。
斜面を見下ろしながら、
大きく裾野を広げる鳥海山の姿を思い浮かべる。
鉾立も見えてる。
向こうからも、こちら側がキレイにみえていることだろう。
大きな石がザクザク積み重なったところ。
2つのハシゴのうち、上の方のハシゴが取り外されていた。
昼過ぎの陽の光に浮かび上がる 外輪内壁のヒダヒダ。
御室の建物を見下ろす高さになった。
七高山付近の内壁のゴツゴツも、毎度撮りたくなるところ。
外輪と御室の間の雪渓は、あんなに小さくなった。
花の時期を終えたチョウカイフスマ。
この後 葉が黄葉した様子も素敵だと思う。
この辺りからは、赤茶色の土。
足元の赤茶色から黄・黄緑・緑・・・そして遠くの薄青へと続くグラデーション。
百宅コースの分岐まで来た。
今年は 百宅コースの方に少し下ってみようかとも思っていたけれど・・・
その機会があるかどうか。
真っ赤に紅葉したホソバイワベンケイ。
御室に下る分岐を通り過ぎ、虫穴の赤茶けた大きな岩を眺める。
そこから先へ進むと・・・
まもなく七高山。
見下ろすと、竜ヶ原湿原のそばに秡川ヒュッテが小さく見えた。
外輪を振り返って見る。
さっきすれ違った人たちが 外輪を下っていくのが見えた。
赤と青。
シラタマノキの実あり。
ペパーミントみたいな匂い?がするんだっけ?
13:30 七高山。
結局 ここまで登ってきちゃったなぁ・・・。
七高山から眺める新山。
ここまで来たら、せっかくなので
七高山の少し北側にある北峰まで行くことにする。
クマ鈴の音が聞こえるぞ・・・と見回すと、
秡川コースを登ってくる人の姿が見えた。
北峰と 奥に稲倉岳。
北峰の奥に続くギザギザ。
月山森までかな、思いながらスタートしたのだけど、
北峰まで来ることができて嬉しい・・・。
秡川から康新道も歩きたいと思っていたけれど、
今シーズンは こっちのコースも歩いてないな・・・。
・・・⑤へ続く・・・