THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'22/12/21 下皮松谷地周辺まで スノーシューツアー③



石跳川を見下ろしながらの休憩を終え、再び歩き出す。
ここからガイドのお二人の後ろを歩く。

 

時々 地形を見ながらコース取りを確認するお二人。
雪のある時期は、雪などの状況によって、いろいろ無雪期とは別の判断が必要になる。




自分独りでは歩けない場所。
ガイドのお二人が状況を見ながら案内して下さることに感謝しながら・・・

 

キョロキョロしながら付いていく。


「そういえば・・・
 BLUEさん、この位置取りで歩くのは珍しいんじゃないですか?(^_^)」
と ガイドIさん。

「そうですね~。
 SさんとIさんのお話がちゃんと聞ける位置で歩いたのは初めてかもしれないです~ (;^ω^) 」
と私。

すると
「いっつも、追いついた時には 話が終わってるもんね~ ( ̄▽ ̄) 」
と Sさん。

 

・・・そ、その通りです。
   いつもガイドの方のお話を ちゃんと聞いてなくてスミマセン。<(_ _)>・・・

毎度(ほぼ)最後尾を歩いて、しょっちゅう立ち止まってキョロキョロし、
みなさんから遅れて歩くことの多い私。

そんな私が『ツアー』に参加して写真を撮りながら歩けるのは、
エコプロツアーの自由で緩やかなところ、ガイドの方々、参加者の方々のおかげです!<(_ _)>

あらためて そんなことを思いながら しばらく歩いていくと・・・

広いところに出た。

 

右側を見ると、奥に真っ白な月山山頂が見えた!

 

午前中いっぱい曇り空で経過するかな・・・と思っていたけれど、

 

青空が見えたり、真っ白な山が見えたりして、うれしい!

曇り空のときも、雪が降っているときも、それはそれでいいと思うけれど、

 

陽が差して 雪面に木々の影が伸びている様子や・・・

 

青空をバックに 白い雪をまとった木々が立っている様子を見ると、

やっぱりワクワクするもんね。

しばらくガイドの方の後ろを登ってきたけれど、
列から外れた。

 

「あの尾根に上がっていくよ~」
と Sさん。
・・・なるほど、この先、ちょっと急な斜面を登るみたいだぞ。

 

Sさんが立ち止まって撮っているブナの高木、すごいなぁ~。
まだ残っている殻斗に雪が付いて、枝が垂れ下がってる。

眺めているうちに そのブナの高木のそばに行きたくなり、
「BLUE、行ってみま~す!」
と言って、ラッセル。
私の後から Uさんも登っていらした。

 

うわ~い! 

 

 

目の前に垂れ下がる枝に、殻斗がいっぱい。

 

雪を落とそうと 雪玉を投げ始めた方たち。( ´艸`)

しかし・・・残念ながら雪は落ちず。

気温が上がって 枝に雪が固く付いてしまっているのかもしれない。

 

 

 

再び 登り始めた。

 

 

木々の影がのびる雪の上を歩く皆さん、いいなぁ~。

 

木々の影が 雪面に伸びている様子は、本当に美しい!

 

 

 

 

皆さんの歩いて行ったトレースもいいし・・・

 

振り返った景色の中にあるトレースもいいな。

 

少し急な斜面に、
雪の重みでお辞儀しているような木々が。

それを眺めているうちに、またしても その木々のそばに行ってみたくなった。
「BLUE、行きま~す!」
と言ってラッセルして登った私。( ´艸`)

しかし、

登ったところまではよかったが、
そこから どうしようか、迷ってしまった。

一度下って 皆さんのトレースに戻ろうかと 見下ろしたけれど、
すでにけっこう登ってきていたので、戻りたくない感じ。
でも、そこから登るには あまりにも急斜面。

結局、そこから 何とか斜面を上に進むことにしたのだけど・・・
目の前の雪を崩しても 登ることはできず、
斜めに登っていくしかないと体を横に向けたものの、
谷足は前に出せるけど 山足はなかなか前に出せない。( ノД`)

どうすればよいかと もがいている私に、
「がんばれ~!」
と ほかの方々の声。
・・・ありがとうございます~。 

急斜面を先頭でラッセルしているSさんからは
「そのエネルギーを こっちによこせ~!」
という声。
・・・す、すみませ~ん! ( ノД`)

 

もがいてもがいて やっと斜面を登りきることができた。

皆さんのトレースに合流。

 

そのままトレースを登っていくと・・・

 

左手の奥に、湯殿山が少し見えた。

みなさんがいるところまで行くと、

「は~い、BLUEさん、到着~ ( 一一) 」
とSさんの声。

「一番急なところを直登してきましたね~ (;^ω^) 」
とIさん。

・・・ご心配・ご迷惑をおかけしました。(;^ω^)


強い西風が吹き付ける場所らしい。
足元には風紋ができていた。

 

この場所の積雪をはかろうとIさんが雪に差し込んだ道具は、
270cmくらいの目もりまで雪に埋まっていた。
すでに3m近い積雪は、この時期にしては多いそうだ。

(ちなみにこの道具、
 Iさんに訊いたら、雪に埋まってしまった人がいた時の捜索に使うものだそうだ。)

 

眺望の良いこの場所で昼食休憩とのこと。
時計を見ると、いつの間にか11時50分になっていた。

 

各自 場所を決め、防寒着を来て 昼食タイム。


冷たい風が吹いていたけれど、
心はポカポカ。( ´艸`)

ぼ~っと景色を眺めているうち、


いつの間にか 空は灰色に。

 

ガスが下りてきたりも。

 

ここで曇りになってしまったけれど、ガッカリはしない。

 

午前中、予想外に青空の下を歩くことができたからね。

古木には・・・

見事に開けられた穴。

 

見上げたところには サルノコシカケも。

 

そして・・・
よく見るヤドリギの、実が黄色いもの。

 

                     ・・・④へ続く・・・