30分ほどの昼食休憩の後、また歩き始めた。
湿地だ・・・。
ここが『下皮松谷地』のようだ。
流れの中に見えたのは バイカモ(梅花藻)。
『皮松』って バイカモのことなんだって。
ここにバイカモの花が咲くのを見てみたいなぁ・・・。
でも、夏道が無いところだから、来ることができるのは残雪期までか。
けっこうな積雪なのに、湧水が流れているので雪に埋もれずに水が見えている。
そして・・・
そのそばの雪が 何とも言えない美しい曲線を描いている。
う~ん・・・
ずっと眺めていても飽きないぜ。
湧水の流れに沿って 列は再び歩き出した。
「水面に太陽が映ってる~」
と写真を撮っている方たちがいたので、私も撮ってみた。
ふと向こうを見ると、
私たちが昼食休憩に入る時にスキーで通って行った方が 戻ってきたところだった。
どの辺りまで登ってきたのかなぁ・・・。
湿地って オモシロいなぁ・・・。
独りでも来ることが出来たらいいのだけど、まだ来ることができないので、
またツアーに参加してみようかな。
湧水の流れに沿って 湿地をグルっと歩く。
『下皮松谷地』から、再び尾根の方へ。
西から強い風雪が吹き付けるのだろうか。
木々の西側に雪が付いている。
尾根を登っていくと・・・
木々の奥に遠くの景色が見えた。
さっきまで灰色だった空が、また少し青空に。
小さく突き出た雪の上に乗って ストンと落ちても大丈夫、とのことで
みなさんチャレンジ。
私もチャレンジしたけど、
こわごわビクビクで後傾になって尻もちをついて、腰に雪が。
れれっ? Sさんがさらに下の方にいくぞ?
ここは、バフバフ歩いて下ってきた。
わ、さらに下っていく?!
あんなに下から Sさんが見上げてる~。( ゚Д゚)
・・・ということは?!
こういうことだよね~。
わ~わ~ キャ~キャ~ 声をあげながら
一人ずつ お尻滑り!
真っ白な月山山頂を眺めて 大きく深呼吸して・・・
ガガガ・・・・
滑り降りたところからは、木の奥に 姥ヶ岳も見えた。
薄い灰色の雲を通して差すやわらかな光の景色もいいな。
もちろん、「青空に真っ白な山々」もいい。
遊んだ跡。( ´艸`)
こんな雪面を眺めていると、
バフバフと歩いていきたい衝動にかられる・・・。
そういうことは、独りの時に。
( いや、今日ここまで けっこうバフバフ歩いてきたかも・・・(;^ω^))
雪山、やっぱりいいなぁ・・・。
・・・⑤へ続く・・・