開拓登山口から鳳来山~大黒台を通ってこの時期の滝ノ小屋を目指したい気持ちが大きくなっていた。
天気予報を見ると、この日はまずまず。
あとは、雪の状況次第。
・・・前日・前々日にどのくらい雪が積もったんだろうか。
・・・沈み込みは どれくらいだろうか。
・・・鳳来山の先の2つの急斜面を登れるだろうか。
・・・とにかく行ってみて、行けるところまで行くしかないなぁ・・・
と思いながら、6時過ぎに出発。
出発して10分くらいのところで見た鳥海山。
ほんのりピンク色に。
6:53 裾野に雲海。西側にガス。
開拓登山口から鳳来山の手前までは ガスの中を歩くことになりそうだけど、
どうだろうか。
圧雪・凍結の道路を湯ノ台の方へ。
木の枝に薄っすら雪が着いてキレイだな~と思いながら行くと・・・
開拓登山口付近には 車はナシ。
辺りには もやっとガスが。
7:40 スノーシューを履いてスタート。
天気が良さそうな休日。
早朝から登っている人がいるだろうと思ったのだけど、一番乗りだった。
鳳来山はガスで見えず。
これから登っていく方がガスで見えないと不安になるけれど、
「一歩一歩 自分のペースで登って・・・」
「行けるところまで行って 折り返してくる」
ということに変わりはないので、
まずは 今のことを考えるようにして
雪の状態や自分の体調を確かめながら ゆっくり登っていく。
歩きながら 何だかいつもと違うぞ?と思ったら、
前の晩の風向きが東寄りだったようで、
木の根元の凹み?が いつもとは反対の西側にできていた。
左手を振り向くと、木々が雪で真っ白。
沈み込みは15~20cmだったけど、
登り始めはキツく感じられる。
何度も立ち止まって
いろいろ眺めながら
ゆっくり登っていく。
時々 振り返って見たりして。
そのうち、陽が差しこんできた。
雪面には美しいシマシマ模様。
なだらかなところに出ると、
沢を挟んだ西側に 南高ヒュッテがチラチラ見えてくる。
水場を示してくれるロープ。
その辺りで沢を渡り・・・
斜面を登っていくと・・・
白い木々の枝の奥に 屋根が雪に覆われた南高ヒュッテが見えた。
南高ヒュッテには下ってきてから寄ることにして
まずは鳳来山の方へ。
・・・②へ続く・・・