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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/05/10 一念峯&戸塚山③…戸塚山

 

一念峯登山口から戸塚山の方へ移動。

車を瑞雲院駐車場に停め(昨年も停めさせていただいたとのこと)、
まずは 駐車場そばには『戸塚山館跡』の説明の看板が。
戸塚山には 古墳だけでなく山城跡もあるようだ。


スタート前に、米沢市在住のKさんから 戸塚山の古墳についてのお話をお聞きし・・・

 

11:05 駐車場をスタート。

 

 

 

道の両側にアジサイが。
花が咲く時期には見事なんだろうな・・・。

 

道を左手に曲がったところにシャガの花。

 

墓地に続く道を通り・・・

 

次第に・・・

 

「山道」になっていく。

 

 

 


登るにつれ、新緑の道に。

 

こんにちは!

 

小さく登ったり下ったりを繰り返しながら 登って行く。

 

イワナシの葉があるぞ? と思ってよく見たら、
花の時期をとっくに過ぎ、実がなっていた。

 

ウラジロヨウラクのツボミが。

 

 

 

手入れされ 伐って重ね置かれた木には 苔が生え、
そこに カエデなどが出ていた。




この後 北側をぐるっと回り込んで
向こうの尾根を右から左へと歩く。

 

 

 





 

 

 

この辺りにもヤマツツジ

 


分岐。右側から登ってきた。
奥からの道は ふもとの幼稚園に続いているとKさんが教えて下さった。

 

あれは山形新幹線つばさ、だろうか。
庄内に住む私は利用したことがないけれど、乗る機会がいつかあるかなぁ。

 

 

 

『やんちゃりか』?
子どもの頃、そんな歌を子ども番組の中で聴いたことがあった気がする。

 

 




会えると思っていなかったシュンランにあえて嬉しい。

 

山頂に近づくと 松の木が多くなった。

 

『まつたけ坂』。
マツタケが採れるのかも。




まつたけ坂から少し登ると・・・

 

山頂が見えた。

 

山頂に着きそうで着かない・・・。(;^ω^)

 

11:55 戸塚山山頂に到着。

 

この山頂の古墳は 5世紀後半に造られたそうだ。

 

 

そのすぐ下にも 山頂の古墳の後に造られた古墳が。



 

 

うまく撮れなかったけれど、さらに下にもう一つの古墳。

この古墳から 人骨が発見されたのだそうだ。

石蓋に使われた一枚岩は 重さ1tの砂岩だったそう。
どこから どのようにして運ばれたんだろう・・・。





 

 

 

 

陽ざしを遮るもののない戸塚山山頂は ジリジリ暑かったけれど、
景色を眺めながら 昼食タイム。
昼食後に 古墳の周りを歩いてみたりした。



『うきたむ風土記の丘考古資料館』の資料によると・・・
紀元3世紀後半から7世紀にかけて
九州南部から東北南部にかけて 35万基といわれる多数の古墳が造られたようだという。
山形県は「日本における古墳時代の古墳の北限の地」であり、
当時の「大和連合政権の勢力が及んだ北限の地」ということなのだそうだ。
県内で古墳が多いのは 置賜地方から最上川に沿った村山地方辺りだろうか。

この戸塚山山頂の古墳は5世紀後半~6世紀初めに造られたもの、
山麓に約200基あるという古墳は 7~8世紀のものと推定されるそうだ。

山麓の古墳は 山頂のものとは違う横穴式古墳が多く、
横穴式古墳は 置賜の山沿いにのみ分布しているそうで、
「渡来系の移民と関連する古墳だろう」と書かれていた。

当時の人々が どのように家族と会話し、仲間と意思疎通をはかり、
離れた地域の人たちと交流していたんだろう・・・

などと、
私の頭の中では いろいろなことがグルグルしていた。


12:50 下山開始。

 

同じ道でも

 

ちがうものが目に入ったりするので・・・

 

やっぱり キョロキョロしながら歩き、

 

あちらこちらで立ち止まって眺めたりしながら下った。

 

途中からは、

 

Kさんの案内で、浅川沼の方へ近道で下っていく。

 

登りの尾根道とは違い、

マイヅルソウが群生していたり・・・

オウレンがあったり・・・

 

水がジワジワ流れているところがあったり・・・

 

 

 

ハッキリした道を歩くようになると 間もなく・・・

 

木々の間から浅川沼が見えるようになった。

 

登りは、この斜面の上の方を歩いたんだね。

 

浅川沼。

 

 

 

車を停めた駐車場まで歩く。

 

その途中、右手に一念峯が見えた。
少し前に あのボコンという『紙飛ばし岩』の上にみなさんで登っていたのかと思うと
不思議な感じがした。


13時半頃、瑞雲院駐車場に戻ってきた。

駐車場で後始末・ほぐしの運動をし、車に乗って移動。

 

13:40頃 『賜の湯』に到着。
       お風呂で汗を流した。


男湯の露天風呂からは飯豊連峰が見えるんだとKさんが言っていたけれど、
女湯の露天風呂からは 植栽で遮られて残念ながら見えなかった。

寒河江チェリーランド河川敷公園までエコプロ車に乗せていただき、帰宅。

ガイドのSさん、ご一緒させていただいた皆さん、
ありがとうございました!

行きたいと思っていた山を歩くことができて、
今回も楽しい山歩きだった。