小又山山頂に着くと、千葉の方がいた。
私たちを追い越して行く時に「じゃ、また山頂で!」と言っていたので、
待ってて下さったのだろうか。
少しお話した後、
その方は 神室山の方へと縦走路を下って行った。
小又山山頂は、冷たい西風が吹き抜け、寒いほど。
ウィンドシェルを重ねてた。
「また 小又山山頂はガスかぁ・・・」
と ガッカリするガンチャンさん。
「これから晴れるかもしれませんよ~」
と 私。
まずは、風をよけながら昼食を食べようか、
と言いながら 辺りの様子をキョロキョロ見ているうちに、
ガスが少し切れ始めた。
火打岳へと続く縦走路の方を見に行ってみた。
ほらほら~ キタキタ~!
諦めるのは まだ早いよ~! \(^o^)/
登ってきた越途の方も、見えてきたよ~。
神室山の方への縦走路も見に行こう。
さっきより見えてきた。
もう少し待っていると、神室山も見えてくるかもしれないよ。
千葉の方、どの辺りまで歩いて行ったかなぁ・・・。
あっちもこっちも 少しずつガスが晴れてきたので、
昼食を食べながら もう少し待ってみることにする。
山頂に到着してから20分ほど経つと・・・
なんと、
さっきまで全然見えなかった火打岳のとんがりも見えるようになったではないか。
縦走路のずっと向こうに、火打岳のシルエット。
火打岳をアップで。
神室山の方は どうだ?
と急いで行ってみると・・・
神室山山頂、見えてる~! \(^o^)/
山頂の少し下に 白く小屋も見えてるし・・・
左奥に 前神室山も。
「小又山には何回か来たけれど いつもガスガスで景色が見えなかった」
というガンチャンさん。
今回 山頂からの景色を眺めることができて良かった~と喜んでいた。
・・・よかった、よかった!
12:35 小又山からの下山開始。
斜面に陽の差す様子を眺めながら下っていく。
これから下る尾根の西側斜面にも陽が差している。
「火打岳と大尺山、見えるよ~」
というガンチャンさんの声に振り返ると、
のっぺりした台形型の大尺山と右側に尖がった火打岳が見えた。
登って来る時にガスで見えなかった景色を、
何度も振り返って見ながら下る。
山頂も。
いったん下ってから、あの越途のピークまで登り返して行く。
九合目の標柱のそばを通過。
( 標柱、ほんとにガジガジやられてますね~。(;^ω^) )
九合目の標柱から5分ほど下り、北側が開けたところで・・・
神室山の方を眺めた。
根曲がりした木を跨いだり・・・
コケを眺めたり・・・
登って来る時には気づかなかったものを見たりしながら歩く。
振りかえると、木々の間から小又山山頂が見えた。
やっぱり撮りたくなる 緑の中の赤。
あんなところにチョコンと。( ´艸`)
地面と落ち葉の茶色も、
緑~黄緑~黄~オレンジのグラデーションも、いいなぁ。
火打岳も 見えている。
七合目。
木々の間から 紅葉した向こうの斜面が見えるのも
いいかも。
振り向けば、少しずつ遠くなっていく小又山山頂。
見上げれば、美しいブナ林。
いい道ですなぁ・・・。
確か・・・
この細いブナが並んでる向こうが『越途』ピークだったかな?
13:35 六合目の『越途』まで戻ってきた。
ガジガジやられた標柱を また眺めた。(;^ω^)
今日は ここまで遭遇しなくてよかったよ。
ここからの下りでも 遭遇しませんように、
・・・⑥へ続く・・・