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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/05/15 火打岳・親倉見より③…槍ヶ先~中先~大尺山

 

槍ヶ先に着くと、楽しみにしていた景色があった。

足元に咲く黄色のミヤマキンバイを眺めた後、
青空をバックにした山々を眺めた。

槍ヶ先から稜線の道をたどったところに 尖がった烏帽子山
そこからさらに稜線をつないだ先に八森山。
右奥に月山。左奥には村山葉山。

右に視線を移すと・・・

鳥海山が、朝見たのとは違う形で見えている。




さらに右に視線を移すと見えるのは・・・丁山地?
丁山地は まだよくわからなくて残念。
昨年 汗だくになって登った丁岳は どれだ?

風はほどんど無いものと覚悟していたけれど、
少し吹いていた。

まだ8時半だというのに、お腹が空いてエネルギー補給。
食べられないほど疲労感があるなら困るけど、
この感じなら大尺山までは行けそう。


8:46 槍ヶ先から台形のように見える大尺山の方へと歩き出した。
     その大尺山の手前にある中先への登りがキツイんだよね・・・。(;^ω^)

槍ヶ先から緩やかに下る道の両側にあったのは、
なんとニッコウキスゲの葉。

両側にニッコウキスゲの花が咲く道を歩くところを想像してみた。

道の右側は切れ落ちた谷地形になっている。
その斜面にもいろいろな植物がイキイキとした姿で生えていた。

 

ノロノロ・ペースの私に、後から槍ヶ先を出た会津の方が追いついてきたので、
先に行っていただく。



その姿は、少しずつ下っていって小さくなっていく。
あの尖って見える中先まで登るのに、
いったん下らなくちゃいけないんだよね~。(;^ω^)

 

そのことを考えると 気が重くなるので、

 

花や景色を眺めながら ゆっくり行きましょう。

 

そうそう、この稜線沿いには、シラネアオイがたくさん咲くのだった。

 

鳥海山を眺めながら登れるって、嬉しいなぁ・・・。


な~んて私が眺めている間に、

会津の方は どんどん登っていく。

 

シラネアオイの花の次は、
コバイケイソウの葉も登場。

 

あの雪渓の雪解け水も、小荒沢へとつながるのかな。
雪渓の周りは まだ枯れ草の状態で、雪が解けたばかりという様子だった。

 

フリルいっぱいのイワカガミ。



さらに下っていくと、
鞍部近づくにつれ、カタクリの花が現れた。

雪が解けたところから 春の花が咲き始めるんだよね・・・。

 

1050mの槍ヶ先から 90mほど下り・・・
それから中先まで170m登って行く。(;^ω^)

今の自分には キツイんだけれど、
ここを歩くことができている嬉しさの方が大きいかな。

 

急がず焦らず、ゆっくり登って行こう。

陽が当たってキレイな斜面眺めたり・・・

足元の植物たちを眺めたりしながら。




鞍部では、木々の間を歩き・・・

そこをぬけて 一歩一歩登って行って・・・


中先への急登の途中で振り返ると、
さっきまでいた槍ヶ先が下に見えるようになっていた!

月山と葉山の間、奥にうっすら白く見えてるのは、朝日連峰じゃないか?






9:20 中先のピークと思われる辺りを通過。

尖がって見えた中先のピーク付近には、なだらかな道があった。


その先で また下りに入る。
そこからの景色は・・・

 

おお~っ!
大尺山から稜線を左に辿った先のピークの陰にチョコンと火打岳山頂が見えてる。
稜線の真ん中奥に見えてるのは・・・小又山?

うわ~い!・・・なんて思ったのは一瞬。


中先から また何十mか下って・・・

 

それから 大尺山まで登って行くんだよ。

 

振り返って見た中先。

 

登りに入ります・・・。




ここのカタクリは もう実をつけてるね。

 

下ります・・・。

 

ミツバオウレン、カワイイ~!

 

中先と同じくらいの標高まで登り返したところで振り返って見る。

 

大尺山は あそこだ。
会津の方の姿は、もう山頂の手前に見えた。

 

私も、ここから ひと踏ん張り。





 

 

 

 

 

 

 

9:52 大尺山に到着。

大尺山の山頂は あの辺にあるみたいだけど、
藪ヤブなのでパス。

ここまで来たら、火打岳まで行きたいよね!
さて、
火打岳の方の景色は・・・?

 

                         ・・・④へ続く・・・