晴れ予報のこの日、思いつつ向かったのは、火打岳。
4年前 先輩Yさんに連れて行っていただいて1度だけ登ったことがあるが、
今回は独り。
そして・・・
その頃は 特に体力にも体調にも不安は無かったけれど、
今は不安がいっぱい。
いつものように「のんびり登って 行けるところまでいって折り返して来よう」
と自分に言い聞かせて。
家を出たのは4時半頃。
予報通り、朝からいい天気。\(^o^)/
月山も・・・
鳥海山も、キレイに見える~!
稜線から、月山も鳥海山も見えそう!
新庄に入ると、
霧の中 遠くに火打岳と大尺山らしきシルエットが見えた。
前回と同じ親倉見登山口から往復することにし、
新庄から舟形、そして最上町へと入っていく。
川の駅もがみで 一息入れ、R47から左折して行くと・・・
奥に 槍ヶ先らしき尖がりが見えた。
あそこまで登って・・・東に進んで・・・右の大尺山から奥に隠れてる火打岳まで、
いけたらいいなぁ・・・。
5・6台停まれる駐車場には、先行者の車が1台。
私が車を下りた時、すぐ近くでクマ鈴の音が鳴っていた。
同じくらいにスタートの先行者がいるというのは心強い。
駐車場から登山口まで 私ののんびりペースで5分くらい?。
林道の左側に登山口がある。(右には簡易トイレもある)
杉林の中に親倉見登山口がある。
『子ども体験の森』の看板があるその辺りには、
木製の小さな小屋やブランコがあったり、
体験学習でにものか シイタケの菌打ちをしたほだ木が立てかけてあったり。
6:30 親倉見登山口をスタート。
間もなく祠と そのそばにアカマツの大木あり。
このすぐ先には・・・
『しぐらみの里』の看板と『槍ヶ先登山口』の小さな標柱。
なるほど、地元では『親倉見』を「しぐらみ」というんだね。
朝の杉林の中は 空気がひんやり。
足元の植物などを眺めながら ゆっくり登って行く。
実ができかけのショウジョウバカマも。
5分ほどで尾根に上がると、
ヤマツツジが迎えてくれた。
ツクバネウツギが咲いてるし・・・
もうすぐ咲きそうなのは・・・ウラジロヨウラクかなぁ。
雲の巣に朝日が当たってキラキラ。
・・・と、いつものような調子で 登り始めからノロノロ・キョロキョロ。
この先から急な登りが 次々に現れるのに、
このペースで どこまでいけるのか・・・。(;^ω^)
さぁ、すぐに来たよ。真っ直ぐ伸びた急な道。
こういうスロープ状の急な登り下りが苦手なんだけど、
キョロキョロしながら ゆっくり一歩一歩登っていくしかない。
イワウチワは、実ができ始めてる。
この辺り、リスさんがいますね。
木の根の階段の道になり、少し登っていくと・・・
そうだった、
尾根の左側をトラバースするところがあるのだった。
道幅は狭いんだけど、
このロープが設置されている岩のところを気をつければ・・・
大丈夫。
また尾根に出て、木の根の道を登っていく。
足元で何かが動いてビックリ。
アナタでしたか。(;^ω^)
カエデ類の実生は たくさんあったけれど、
ブナの実生には 会えなかったなぁ・・・。
急な登りでは 足元ばかり見がちだけど、
ところどころにあるブナの大木を見上げたりも。
脚が短いので・・・よっこらしょ。
急な道を登っていき・・・
たまに振り返ると、標高がグングン上がって行くのが分かる。
ドンと横渡る倒木。
回り込む道がしっかりできていた。
倒れてから だいぶ時間がたっているのだろう。
登っては・・・
立ち止まって景色を眺め・・・
また登って・・・
立ち止まって ブナの大木を見上げたり・・・
足元の植物を眺めたり・・・。
ここには イワウチワの花がかたまって咲いてたんだなぁ。
また ずうっとスロープ状の登りだぁ。(;^ω^)
苦手ではあるけれど、
右側を流れる小荒沢の水音や 鳥たちの鳴き声を聞きながら 登って行く。
ツツドリ・・・カッコウ・・・
なんと、アカショウビンの声も聞こえたよ!
イワナシ、実がなってきてる。(食べるには早い)
ここで道は右にカーブ。
『三合目』の札が落ちて倒れていたので、枝に立てかけた。
ここから右上に上がる。
また ずず~っとスロープ状の急な道。
木々の葉を眺めたり・・・
足元の様子を眺めたりしながら登って行くと・・・
道はトラバース道になる。
木々の間から見えたのは・・・中先だろうか?
槍ヶ先から中先への登りがキツく感じるんだよね・・・(;^ω^)・・・
と、前回のことを思いだしながら歩いているうちに、
『四合目』の看板がある所に来た。
この少し先に・・・
沼? 池? があって・・・
モリアオガエルの卵嚢や・・・
クロサンショウウオの卵嚢があるんだった。
今回も見ることができたぞ。( ´艸`)
・・・②へ続く・・・