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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/05/15 火打岳・親倉見より⑥…槍ヶ先~親倉見登山口

 

槍ヶ先で一休み。

まずは、登ってきた大尺山~火打岳の方を眺める。

どこまで行けるかわからなかったけど、
火打岳まで行ってくることができて良かったなぁ。


遠くに鳥海山を眺めながら歩けたのも嬉しかった。

 

そして・・・
まだ登ったことのない八森山と、奥に月山、葉山。

朝日も飯豊も神室も 登り始めから稜線に出るまで急登が続くけれど、
また登りたくなるよなぁ・・・。

私もまた登れるといいなぁ・・・。

 


13:16 槍ヶ先からの下山開始。

ここまで どのピークでも、
私が先に歩き出して 途中で会津の方が追い越して行くパターンだったけど、
最後のピークでは 会津の方が先に下っていった。

 

これから下っていく尾根を見下ろして・・・

 

樹林帯へと入っていく。

 

 

 

アップダウンの繰り返しで 脚にきてるので、

 

急がず 足の置き場に気を付けながら下っていく。

 

新緑の中に落ち葉の茶色の道、いいなぁ。

 

登りでも撮ったクネクネした枝。
なぜか撮りたくなる木だな。

 

この辺りは、日陰になりやすいのか、
斜面にシダがたくさん生えてた。

 

地衣類がたくさんついた 優し気なブナの木々。

 

俯き加減に咲くチゴユリも たくさん咲いてたな。

 

急な道を下っていくぶん、
たまに見える景色が どんどん近くなっていく感じ。

足元に気をつけつつも・・・

 




ブナの大木に会うと見上げ、その幹に触れてみる。

 

『木登り名人 ムラカミさん』がおっしゃってたことを思い出した。


「ブナの幹に触れてみると、
 夏は ヒンヤリしてて・・・
 冬は ほんわり温かいんだよ」
・・・って。

 

 

 

オウレンの実の中には どんな種が入っているんだろう。

 

 

新緑の中、
鮮やかなピンクや白の花が 目を引く。

 

空に薄い雲がかかっているからか、

 

登って来る時とは違う雰囲気に感じられる。

 

この辺で 突然マツが現れて・・・

 

 

 

南側斜面には ブナとマツが混じっている。

 


この倒木を過ぎると 間もなく・・・
クロサンショウウオモリアオガエルが産卵する湿地。



登りの時にも見たけれど、

 

下りでも 眺める。

 

産卵にちょうど良い場所を、
どうやってみつけるのだろう?

 

トラバースの道・・・

 

まっすぐで急な下りの道・・・

と下っていき、


林道に続く道と合流。



そうそう、ここから上がったんだった。


ここからまた急な下りに。


 

上の方では オオカメノキの花が盛りだったけれど、
三合目辺りまで下ってくると 実になっているものも。

 

登りでは気づかなかったナナカマドの花。

 

ヤマツツジのツボミも。




これはたぶん、登りでも目に入ってたけど スルーしてた葉っぱ。

 

ここからは、しばし幅の狭いトラバースの道。

 

根曲がりしたブナのそばを歩いたり・・・


ロープが設置された岩の上を越えたりして・・・

また尾根道へ。

リスが作ったエビフライがあったので、 
ちょっと葉っぱにのせてみたりして。



登りでは気にならずにスルーしたものが、
下りでは気になって立ち止まることもある。

このブナ、バキッと折れてるけれど、


その先の枝では 葉が開きそうだった。

 

杉の林が現れると、だいぶ下の方に来たかなと思う。

 

そうそう、尾根に上がってすぐの辺りでは
ヤマツツジが ところどころに咲いていたっけ。

 

杉林の道になって少し下ると、

 

尾根から離れて斜面を下る所に。


薄暗くなってからだったら心細い杉林も、
この時間なら まだ大丈夫。



シダ類やチゴユリなどを観ながら下っていく。

 

 

 

無事に火打岳まで行って ここまで下ってきました。
ありがとうございました。



14:50 親倉見登山口に下山。

 

四合目の湿地から 一緒に下ってきた会津の方と
「お疲れさまでした~」の声を掛け合い、駐車場へ。
ありがとうございました!



果たして 今の体力・体調で 急な道を登れるのか、どこまでいけるのか・・・
と 不安が大きかったけれど、
ゆっくり何とか火打岳まで往復することができた。

一歩、前に進めた気がする山歩きだった。