清水大神付近の雪渓から
夏道に上がって 『とよ』の方へ行こう。
・・・と思った時、
後からやってきたのは Iさんではないか。
由利本荘の方も来て・・・
ここから3人、ところどころで一緒になって言葉を交わしつつ・・・
それぞれ笙ヶ岳を目指すことになる。
大きな石の小さな窪み、
そこに生えたコケから顔を出しているのは どなた?
この角度から見ると、おじぎしているようなシラネアオイのつぼみ。
ここから見ると、寝てるみたい。
辺りの様子や 岩を眺めながら歩き・・・
9:07 『とよ』まで来た。
ここから また雪渓歩きだね。
さきに『とよ』について休憩を終えたIさんが 雪渓を登って行った。
私は、せっかくなので こっちの方まで歩いてきてから 登って行く。
振りかえると、
日本海の方から放射状にのびているような雲。
雪渓の下からは 雪解け水が流れる音が聞こえていた。
河原宿の手前で 夏道に上がる。
河原宿の手前の道は、
笹が両側から覆いかぶさってくるように伸びていた。
そんな笹の根元に 小さなスミレ。
9:25 河原宿。
祠のある岩は、まだ雪の下。
ニッコウキスゲさん、こんにちは。
雪渓を歩けるの、嬉しいな。
賽の河原の方を見ると、だいぶ雪がとけてきていた。
長坂道の向こうにチラリと見える山頂と外輪を見つつ・・・
笙ヶ岳の方へ。
トビも気持ちよさそうに飛んでいる。
池塘ができる辺りは、もうすぐ雪が消えそう。
三峰、ドド~ン。
三峰のピークにも 斜面にも 人の姿が小さく見える。
このまま突っ切って行こうかな、と思ったりもしたけれど、
大人しく? 向こう側から登っていくことにしよう。
これから私も、あんなふうに風景の一部になって登っていくんだな。
笙ヶ岳の方へ登る前に、あちらを眺める。
花字雪渓と心字雪渓が見えるね~。
では、雪の上を歩いて 三峰へ登るとしましょうか。
登っている途中で振り返って見る。
山頂がガスに隠れてるね。
見下ろすと溶岩流の跡。
その向こうに千畳ヶ原、奥に月山森。
三峰のピークまで登って 二峰・一峰の方を見たら・・・
ガスがモワモワ湧いてきてるじゃないですか。
さて、一峰から庄内平野を見下ろすことはできるだろうか。
笙ヶ岳の稜線に上がったら肌寒いほどの風が吹いていた。
三峰の先は雪渓歩き。
枯れ葉の間から、ニッコウキスゲやコバイケイソウの葉が顔を出している。
ここは夏道を。
二峰で ふと西側を見ると、ミネザクラが咲いていた。
何度も立ち止まって ハクサンイチゲやミヤマキンバイを撮りたくなるよね。
私が撮ったのは・・・虫?
花も撮っておこう。
笙ヶ岳一峰の方も、山頂の方も、だいぶガスが流れてきた。
さて、この後、景色を眺めることができるかな?
・・・③へ続く・・・