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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/05/22 雁戸山・南雁戸山①…出発~笹谷峠~カケスガ峰

 

この日 向かったのは、
1年ぶり2回目の雁戸山

湯殿山・姥ヶ岳・月山が並んだ景色を見たくて、
月山湖PAに立ち寄り。

 

残雪の山々を眺めていると、
近くで ホトトギスアカショウビンの鳴き声が聞こえた。

 

蔵王ICから見る雁戸山
小さなアップダウンを繰り返しながら歩くことが、ここからだと分かる。

 

8時過ぎに笹谷峠駐車場に到着。
車は10台近く停まっていたけれど、
おそらく 神室岳の方に向かった人たちが多いのだろう。

駐車場からは、やや霞んでいたものの朝日連峰が見えた。
上に行った時、他の山々も見えるといいな。

 

8:20 スタート。

 

朝日を受けて 新緑の木々の葉がキラキラしていた。




この辺り、散策路があちらこちらを通っているけれど、
南の方へと進んで行けば カケスガ峰への入り口に行けるだろう。

 

昨年と違う道を歩いて ちょっと遠回りになったけれど、

 

ここから『→カケスガ峰』の方へ入っていく。

標柱、ガジガジやられてるなぁ・・・。(;^ω^)


クマ鈴をジャガジャガ鳴らし、歌いながら笹の間の道を進んで行くと・・・

 

!!!!! ( ゚Д゚) ガ~ン・・・

クマふんがあるではないか!
しかも、ホヤホヤのモリモリ!

まだスタートしてから20分も経たないところで見てしまい、
一瞬どうしようかと思ったけれど、
クマ鈴と歌声をさらに大きくして 進むことにした。

 

樹林帯に入って間もなく、涸れ沢を渡る。
向こうにピンクテープがあるので、迷わずそちらへ。

 

木々の葉を眺めたり・・・

 

足元の植物を眺めたりしながら歩いて行く。



花のピークを過ぎたショウジョウバカマ
茎が ヒョロ~ンと長くなってる。


もう一つ 涸れ沢を渡るところあり。
ここは 道が続いている感じで そのまま進んでしまいそうなところだけど、
左側の苔生した石がゴロゴロしている方へ上がって行く。

 

沢の近くにあるイメージのヤグルマソウがここに。
日陰になる時間が長いからかな。



マイヅルソウは つぼみが膨らんで、もうすぐ咲きそう。

 

ちょっと頭上が開けたところで振り返ると、
山形神室・仙台神室の方が見えた。

でも、こんなふうに景色が見えるのは 一瞬のこと。

また すぐに林の中へ。




オウレンがかたまっていたところ。
よく見なかったけれど・・・セリバオウレンだろうか。

 

咲いてるマイヅルソウがあった。


パッと目に入った木。昨年もこの木を撮った気がする。
ウダイカンバ?

 

朝の光が差し込んで気持ちの良い林。

 

ホヤホヤのクマふんを見てしまったことでの動揺が大きく、




ゆっくりのんびり歩く気持ちにはなれないけれど、

時々 立ち止まって足元の植物を眺めたり・・・

木々を見上げたり・・・。

 

そのうち、滑りやすい泥の道になってきた。

昨日の午後からは雨が止んでただろうから 乾き始めてるかな・・・と思っていたけれど、

まだ濡れてて滑りやすく、水が溜まっているところもあった。

 

 



 

 

木の根が網の目のよう。

 

 




ようやく滑りやすい道が終わったかと思うと・・・

 

また こんな道に。

木の根の道と滑りやすい道の繰り返し。


大小の白い花が落ちている。これは・・・



オオカメノキの花。



いろんなものが落ちている中に生えてきたのは、何の芽?




開いてから それほど経ってない感じのブナの葉。



これは・・・ユキザサかなぁ。

 

こんなところもあって・・・
滑りにくいような足の置き場を見ながら登って行く。

 

スタートから1時間が過ぎた頃、
木々の間から見える青空が近くなってきた。

 

 

 

道がなだらかになり、道の両側の木の種類が変わってくる。





 

そして・・・

 

9:39 カケスガ峰に上がった。


月山・・・右に視線を移すと うっすら鳥海山

 

 

月山から左に視線を移すと・・・朝日連峰

 

さらに左に行くと、飯豊連峰も。

 

そして・・・笹谷峠の北側、神室岳の方の山々。

遠くの山々が見えて うれしい~。


そして・・・
これから向かう雁戸山と・・・右奥に熊野岳

グルッと景色を眺めながら ひとやすみ。

 

                         ・・・②へ続く・・・