THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/02/05 鳥海高原牧場~『宮様コース』を歩いてみよう②…尾根に上がって


車道から尾根に上がる地点を確認できたので、この日の目的は達成。
さて、どうしようか。

スタートしてしばらくのような吹雪は収まったので、
尾根に上がって 少し歩いてみようかな。

先行者のトレースは車道を進んでいる。
もう少し先から上がったようだ。

9:55 私は、準備してきた地図の通り、ここから上がってみよう。


上がってすぐに、こんもり盛り上がったところに出た。

 

 

 

右側には 鳥海高原ラインがクネクネ。

 

左側は、草津川を挟んで 湯ノ台道の尾根。

標高813ⅿ付近で、ちょっとコーヒー&おやつタイム。

 

 

この先、いったん ゆる~く下った後、
向こうの斜面を登る。

 

振り返って見る。

 

この辺りのブナは、それほど太くない感じ。
(それでも樹齢は何十年にもなっているのかな。)

 

ワイワイ楽しくおしゃべりしているようなブナの木々。

 

 

 

 

 

強風を受けるからか、クネクネ。

 

 

 

時々、西側の壁を時々見上げる。

 

この辺りから、一つ目のやや急な斜面の登りに入る。

 

 

登り切った辺りで 振り返って見る。

 


なだらかなブナ林を歩いて行くと・・・

 

次の急斜面が見えてきた。

 

それほど深い沈み込みでないのがありがたい。

 

左を見たり・・・

 

右を見たり・・・

 

振り返ったりしながら 登っていく。

 

急斜面の先に続く斜面を登っていくと、




標高940ⅿ付近まで登るおと、
なだらかな台地のようなところに出た。

 

木々がまばらで 西側の壁が良く見えるので、

崖のような所に生えたブナを眺めたり・・・

雪庇を見上げたり・・・。

 


木がまばらなところから、再びブナ林の中へ。

 

この辺りのブナには、どの木にもたくさんの殻斗がついていた。
昨秋は やはりブナの実が大豊作だったようだ。

 

でも、
月山方面と同様、クマ棚は見当たらない。

 

実がたくさん地面に落ちて

 

木に登る必要が無かったのだろうか。

 

ブナ林が切り開かれた跡のある緩やかな斜面を登っていく。

 

 

切り開かれた跡は『宮様コース』と言われているところだ。

 

 

 

緩やかな斜面から 平らなところに出たと思ったら、
奥に 鳥海高原ラインの終点近くの建物が小さく見えた。

標高970ⅿ付近だろうか。

奥に 次の急斜面が見えていた。

 

西側の雪庇を眺めつつ・・・

そして、


西側の尾根と自分が登っている尾根が合わさっていく辺りを見ながら歩いていく。
その辺りには 滝ノ小屋があるはず。



スタート時は吹雪だったから 滝ノ小屋まで行くことは考えていなかったけど、

吹雪ではなくなったし・・・
登りやすい雪の状況だし・・・
時計を見ると まだ10:55だし・・・

滝ノ小屋まで行ってみるしかないんじゃないか?

そう思いながら歩いていて ふと横を見ると、


右手のブナ林の中に 大きなダケカンバが立っているのが見えた。
今まで見た中では一番大きく、しかも樹形が美しいダケカンバ。

 

林の中に入って行って 見上げた。

 

そんな思わぬ出会いがあると、元気が出てくる。

 

では、3つ目の急斜面を頑張って登ろう!

 

 

                          ・・・③へ続く・・・