昔 この水場で、
峠に向かう人たちや 峠を越えてきた人たちは、
喉を潤し、木々の葉を見上げたりしただろうか・・・。
目立たない色で小さいけれど とってもかわいい花。
何かをじっと見つめながら考えているみたいなエンレイソウ。
もうすぐアジサイも咲くんだね。
この道の雰囲気に ヤマアジサイの薄青の花が似合いそう。
このツボミを見たガイドIさんが
「ブロッコリーみたい」
と言ったので 思わず笑ってしまった。
木々が生い茂って日陰になるところには、
いろんな種類のシダが葉を広げていた。
ジグザグに登り、標高が上がって行く。
振り返った奥に 飯豊連峰が見えるようになってきた。
枝がウニョウニョ伸びて広がっていたブナ。
その迫力に、みなさん立ち止まって見上げていた。
道のすぐそばにアザミ。
10:34 急な道を登り切ると、豪士峠はすぐそこ
豪士峠の分岐手前の広い場所で一休み。
左側に眺望の良さそうなところがあり、
ザックを下ろして ちょっと行ってみることに。
うわ~い!
左側に目を移したところの山は・・・
教えていただいたけど 忘れた。(;^ω^)
ザックを置いたところに戻ろう。
この周りにはグミの木がたくさんあり、ちょうど花盛りだった。
ほんの数m先に 豪士峠の分岐あり。
まずは右に進んで豪士山山頂へ。
豪士山から戻ってきてから左の中ノ沢峠の方へ進む。
10:45 まずは分岐を右に進んで豪士山山頂の方へ。
おや? これは何だろう?
何かのタマゴのアワが付いているのはよく見かけるけれど・・・
これは フワフワの綿毛みたいな感じだった。
この時期の こういう花の仲間、いろいろあって よくわからない。
先に2つの花が咲くのは・・・何? ワニグチソウとか?
イキイキした“ブロッコリー“。
あ、いた!
すぐ近くで鳴いている声もあちらこちらで聞こえたのに、
なかなか姿を見ることができずにいた。
稜線に上がったら 陽ざしがジリジリして暑いかと思っていたら、
涼しい風が吹いていて、意外にも暑くはなかった。
ツボミのかたまりが 花みたい。
豪士山山頂が近づいてきた。
なだらかな感じに見えるなぁ。
手前にカメムシ、
その奥にいるのは・・・なんだ?!
奇抜な模様が気になって、しばし眺めてしまった。
( この幼虫、この後にも 何匹も見かけた。)
豪士山山頂へ登る手前のだらかなところでは、
ナナカマドの花が満開。
そのまま進むと駒ヶ岳の方へ行く道、
途中から右側に入る道があり、豪士山山頂へと登って行く。
うわ~気持ちよさそうな山頂が見えた。
11:07 豪士山山頂に到着。
まず景色を眺めた。
朝日連峰・・・
湯殿山・姥ヶ岳・月山。
( 拡大してみると、右側に 雲の陰から残雪の山が少しのぞいていたけど、
それが鳥海山なのかどうか・・・。)
蔵王の方。
飯豊連峰。
豪士山、
登ってくる道も素敵だったし、山頂からの景色もすばらしい。
山頂の標柱の近くに サラサドウダンの木。
ザランザランと たくさんの花が下向きに咲いていた。
山頂から先に続いている道も、
駒ヶ岳の方へと続いているのかな?
そういえば!
と ふと思い出したのが、
一念峯に行った時、豪士山が見えていたこと。
だから・・・
豪士山山頂から 一念峯が見えるはず!
近視・乱視・老眼で見えづらい眼で 一念峯の岩が見えないかと探したら・・・
あ、あれじゃないか?
・・・あんなところにある岩に登ってきたんだなぁ・・・。
心地よい風(涼しく感じるほど)に吹かれ、景色を眺めながら、
豪士山山頂で早めの昼食休憩。
気持ちよくて 昼寝したい気持ちだった。
40分ほどの休憩の後、
11:47 豪士山山頂を出発。
ここまででも、十分 満足なくらい。
・・・③へ続く・・・